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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 先日、本願寺派としての、自殺対策について書きましたが、
こんな記事も、毎日新聞に紹介されていました。

<浄土真宗本願寺派:「自殺防止センター」を設立

 毎年3万人を超える自殺の防止に宗教者がもっとかかわる
べきだとして、国内最大規模の伝統仏教教団である浄土真宗
本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)が4月、電話相
談のためのNPO法人「京都自殺防止センター」を設立する。
自殺に対しては「仏教の教えに反し命を粗末にしている」と
考える僧侶も多く、教団レベルでの取り組みは珍しい。

 同派は08年、全国約1万の末寺を対象にアンケートを実施
(回答率26%)。8割以上が自殺予防や遺族支援に「特に
かかわっていない」と答え「必要性は感じるが、何ができる
のか」といった悩みも多かった。>

まあ、いろいろやろうとしているのでしょうが、それはそれと
して、「エッ??」と思ったのは、
「アンケートを実施 回答率26%」
というくだりです。

 宗門の基礎的データを集めようとする調査に対しても、6割
ほどしか回答していない、という指摘を前に掲載しましたが、
今回のアンケートに至っては、3割も回答していないのです。
 本山の要請に、7割以上が協力しようとしない、この惨状、
どう思われますか。

 過日、報恩講のオープニングに、ほとんど参詣してないよ、
という指摘をした時には、「地元で報恩講つとめてますから、
本山に行かなくてもいいでしょう」というコメントをいただき
ました。本山を中心として、宗派でまとまっていこう、という
思いは、無いのでしょうか?
 すでに宗派としての団結は、望めないのでしょうか?

 かつて、石山合戦の時、信長相手に10年余、南無六字の城
を護り抜いた、愛山護法の心意気を、今に求めるのは、無理な
ことなのかも知れませんが。
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役目を終えている
こんばんわ。

面白そうなブログなのでRSSに登録して読んでいます。

>すでに宗派としての団結は、望めないのでしょうか?

もう歴史的に役割は終えているので団結の必要もないし、社会的に影響力をもつ活動もできないでしょう。

>「アンケートを実施 回答率26%」

もう、慣習としての仏教の中で自分の生活が守れればいいということではないでしょうか。

>「必要性は感じるが、何ができるのか」

本来そっせんして自殺を止めねばならない宗教者がこんなことを言っていること自体がもう終わっています。

学びができておらず現代人の問題解決能力がもはやないということだと思います。

なべ 2010/01/31(Sun)22:06:21 編集
木を見て森を見ずに非ず、森を見て木を見ず
はじめまして。

どうやったら人の心を掴むことが出来るのか?
どうやったら団結することが出来るのか?
自分はどう動いているか?

嘆くだけなら誰でも出来ると思います、
ブログ主様のようにまず言葉に出してみて、
問題はそこからどう動くかだと思います。

大勢が変えられないのなら、キッズサンガあたりから地道にやっていくのが宜しいのではないかと私は味あわせて頂くことです
いずみん 2010/02/01(Mon)10:36:51 編集
教えの徹底を
さまざまにコメントいただき、有難うございます。
本山への協力とか、団結を、具体的な問題として書きましたが、
最優先は、親鸞聖人の教えの徹底です。
すべては、そこから始まると思います。
管理人 2010/02/01(Mon)13:42:47 編集
NPO?
こんばんわ

いつも読みながら勉強させていただいています。

ところでこの記事を読みながら思ったのですが、

「NPOで設立」というのは宗教活動ではないと

いうことですよね。(NPOでは政治活動と宗教

活動ができません)。社会貢献したいという気持

はわかりますが、「いのち」にかかわることを

どうして宗教色抜きでやろうと考えるのでしょう?
なんだか本末転倒という気がするのですが。
とも 2010/02/03(Wed)18:19:32 編集
まだ役割を終えていない
こんばんは.

記事から少し時間があきましたけど.

>仏教の中で自分の生活が守れればいいということではないでしょうか。

 750回忌の予算についても,ずいぶん厳しい批判が出たように聞いています.でも,‘お上’の言うことについて自由な批判が許されてる点,まだ,わが宗門は希望があると思いますが,いかがでしょうか.これが,たくさんの寄付金を集めながら詳細な予算案も提示されなければ,収支報告もされず,批判めいたことを言えばつるし上げ,なんてことになれば,もうおしまいだろうと思います.

>キッズサンガあたりから地道にやっていくのが宜しいのではないか

 キッズサンガやプトラなどにご本山はずいぶん力を入れていますね.会報やらいろいろな‘プトラグッズ’の見本を送ってもらい,大変助かっています.申し訳ないことに,プトラグッズのまとめ買いはせずに,送ってもらったものを子供会で利用させていただいているだけです.ですから,本願寺の‘商売’にはぜんぜん協力していないとのご批判があれば,それは甘んじて受けますが,別にご本山もプトラグッズで‘商売’しようと思っているわけでもないでしょうから(ぜんぜん買わないのに,こりもせずに??一方的に送ってくれていますので),ありがたく使わせていただいています.

 教えの徹底については,たとえば,『真宗聖典 注釈版 第2版』の電子ファイル公開.おかげで,お聴聞でも,自分が布教する立場のときでも,検索機能ですぐ関連箇所を見ることができます.電子手帳に入れて持ち歩いていますが,常にお聖教に帰る,ということが何の苦もなく実行できて実に有り難い.引用箇所だけでなく,前後をきちんと読むことがいかに大切か痛感させられることもしばしばあります.

 現代語訳も,ポツリポツリとではありますが,完成するたびに送ってくれ,これも有り難い.完結の暁には,これも電子ファイルを公開してもらえないかな,なんて虫のいい期待をしています(この期待,応えてもらえる可能性は大きいような気がしています.著作権などの事務処理が大変でしょうけど).

 というようなことで,ご本山は,多くの問題を抱えつつも,「親鸞聖人の教えの徹底」の後方支援として,まだ役割を終えていないと思っていますがいかがでしょうか.
N.T. 2010/02/09(Tue)15:32:14 編集
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