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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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ついに、カウントダウンが始まりました。

本願寺、壊滅の・・・。うーん、たいへんだ。

NHKで、1日夜の7時半からの、クローズアップ現代で、

「寺離れをとめろ」という番組が、全国放送されました。

まずは、内容を、ご紹介しましょう。

 (論評は、次回から、といたします)

◆寺離れがいわれて久しい。寺は経営の危機に直面しており、

 浄土真宗本願寺派の調査では、

「20年後、寺を経営していけますか?」という問いに、

「厳しい」と「やっていけない」とを合わせると60%!

実に6割の寺は、20年後には、経営の危機を迎える。

◆その一つの要素が、墓の移転。

 従来は、寺に墓があったので、その管理料を受け取り、

 葬式、法名(戒名)、法事、そのほか供養料などで、

 門徒からの収入があった。

 ところが、新しい「納骨堂ビル」ができたことで、従来

 の寺の墓がどんどん、移転している。

◆納骨堂は地方公共団体、あるいは宗教法人が行うのが

 望ましいと、政府は定めている。そこで、たとえば、

 名古屋市内で、月に250基を売り続けている納骨ビル

 では、ある愛知県内の倒産寸前だった寺が、葬儀会社と

 共同で、建設した。収入は、寺と葬儀会社とで折半して

 いるので、寺にとっては、大きな収入になる。

◆一方で、西日本のある寺は、葬儀会社と組まず、独自に

 納骨堂ビジネスを始めたが、5000基用意したのに、

 売れたのはわずか60基。とうとう破産宣告を受けて、

 後悔の毎日。

◆東京工業大学の上田紀行准教授が、こんな調査結果を

 披露した。

 あるアンケート

「あなたは、次のものに、良いイメージを持っていますか」

 「仏教・・・90% が良いイメージを持つ

  寺・・・・25% しか、ない

  僧侶・・・10% あまりに悲惨な結果となった。

 仏教は、尊いもの、大切なものとは思いながら、寺には

近づきたくないし、まして僧侶の話なんかは、信用できない

ということで、寺離れが続いているのだ。

◆上田准教授の分析

「これは、今の寺は、仏教にはなっていないということ。

 仏教本来の使命を忘れてしまっている」

「僧侶の集まりに、講師として呼ばれることがありますが、

 出てくる話は、寺の経営の話ばかり。人々の苦しみを、

どうしたら救えるか、というような話は全くありません」

 ここが最大の問題だと、上田氏が指摘した。
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