西山で十日間ガマンすれば何とかなる？！

　先日の「中外日報」に、本願寺派の布教使養成機関に
ついて、宗門にとって屈辱的なことが書かれていました。

「宗派の正式名称が書けない」ような者が、「研修に来て
やっているんだ」という思いで、西山別院の研修機関に
やってきて、「十日間ガマンすれば」と、いやいやながら
研修を受け、僧侶、布教使となって、巣立っていく、との
記事です。

　この記事は、本派において、掲載を許可したのか、この
ような記事を書かれて、恥ずかしいとは思わないのか。
　特に近年、本願寺派の内部事情を、「中外」はどんどん
掲載し、他宗派から笑いものにされてきたが、部外秘の事柄
なのに、漏れ出てくるのは、どういうわけか。
　獅子身中の虫がいるのか？

　たとえば「ポータルサイト構築に、１億６０００万円の
浄財が使われたが、現在、頓挫している」とか、「サイト
構築の事務手続きに不備があった」とか、宗会の内容だけ
ではなく、どうも誰かが流しているとか、思えません。
　この辺の、情報統制も、必要か、と。

ハワイに行きますか

　ＪＴＢの誘いに乗ったのかどうかはわかりませんが、２００９年、
ハワイはホノルル市、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジにて、法要が
行われ、日本からの１０００名目標で、ツアーが募られているとか。
　まあ、行きたい人は行けばいいと思うのだが、またしても、というか、
この「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」という会場が、くしくも、
本当に奇しくも、かつて浄土真宗親鸞会が、高森会長講演会を開催した
会場なのです。
　ボールルームを埋め尽くした参詣者のようすは、会の機関紙にも
報じられていた通りですが、さて、今回の本派の法要が、それに及ば
ないとしたら、聞法熱において、後塵を拝すことになるのでは。
　この件に関する報道は、こちら。平成７年ハワイ大会のようす

これで「親鸞」会といえるのか

　東京親鸞会では、１０月１４日に、「曹洞宗に学ぶ」という
勉強会を、開催するそうです。入場料は、５００円とか。
　シリーズで、こういう他宗に学ぶ集まりをひらいておられる
ようですが、そもそも浄土真宗の教えすら、きちんと知らない
のに、他宗から、何を学ぶというのでしょうか。
　これでは、「親鸞」会という、看板に偽りあり、でしょう。

注・この東京親鸞会は、富山県射水市に本部のある、
　　浄土真宗親鸞会とは、関係ありません。