岐阜と富山で本堂が焼失

　９月のことですが、１２日に岐阜県本巣市で、１７日には
富山県上市町で、本派のお寺の本堂が焼失しました。
　諸行無常とはいいながら、大切なお寺をなくされて、
関係者の皆さんにおかれては、どんなにこそ、落胆なされた
ことかと思います。ここは一つ、仏説まことを教えていただ
いた機縁と受け止め、力強く再建に立ち上がって頂きたいと
思います。
　こころより、お見舞い申し上げます。

政界を無視できません

　先回の参院選に関しては、このブログでも、政界に関して
種々申しました。それ以来、この方面には、あまり言及せず
に来ていました。
　しかし、決して無視しているわけではなく、ちょうど新首相
誕生の時期であり、政権交代も間近か、という話もあるので、
少々触れます。

　福田無責任首相ひきいた、勝谷誠彦氏いわく「船場吉兆内閣」
が倒れ、空振りの総裁選というドンチャン騒ぎ、そして、麻生
「ＪＣ内閣（これも勝谷氏の命名、ＪＣとは商工会議所の意）」
が発足し、しかし、解散総選挙までの「選挙管理内閣」という
声もしきりです。

　さて、そんな表面的なことを書きたいのではなく、この底流で
創価学会＝公明党の画策で動いていることは、勝谷誠彦氏などが
常に指摘し、注意を喚起しているところです。
　問題は、そこです。
　「念仏無間」と、仏法を誹謗し、「余経も法華経も詮無し」と
釈迦の一切経を全否定した日蓮を仰ぎ、破仏法の折伏教団である
創価学会が、都議選を勝ちたいがために、おのれの都合で国政の
日程を勝手に動かし、血税をバラまかせたいために、選挙協力を
エサに自民党を壟断した、（動かされる自民党も、自民党だが）
こんな邪教の跳梁跋扈を、われら真宗人は、看過してよいでしょ
うか。

　世上でも、「一度、民主党に交代したらどうか」という声も
あります。
　邪教徒に、これ以上、貴重な血税を好き勝手させてよいのか。
　近いといわれる総選挙で、はっきりと意思表明をすべきでしょう。

ペットの供養（!?）は宗教行為か、収益事業か

　愛知県の天台宗寺院が行う、ペットの供養という行為が、
はたして宗教行為なのか、収益事業なのか、争われていた
裁判で、９月１２日、最高裁は、これを収益事業とする、
という判決を下しました。

　宗教行為であれば非課税、収益事業であれば課税対象と、
ソロバンの上では違いがあるのですが、まあ、司法の一つの
判断が下ったといえるでしょう。

　ところが、ペットの供養の前から、針供養だとか、その他
種々雑多な供養は行われてきました。これらをどうするか？
これから、法廷の内外で、議論も起きてくるでしょう。

　まあ、これは天台宗や、他宗での話ではありますが、わが
真宗は、こんな非仏教のくだらない話には、決して関わって
はならないと、一言呈しておきたいと思い、取り上げました。