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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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豊原輪番のブログ「説法獅子吼」はコチラ

 築地別院の豊原大成輪番のブログが、あります。ほぼ毎日書いておられますので
どうもご苦労様でございます。
 願わくば、仏法のお話、親鸞聖人の教えを、くわしく書いていただけると有り難く
思います。保育園や、書道のお話も、まあ、面白くはあるのですが。
 僧職にある者のつとめは、ひとえに宗祖親鸞聖人の教えを、ご門徒や、広く一般の
方々にもお伝えする、一つなのですから。

 なお、タイトル、いいですねえ。「獅子吼」ですよ。百十の王、獅子が、何ものも
おそれず、ひるまず、真実を叫びぬく。
 親鸞聖人の無上の妙法をお伝えする私達も、そうありたいと思います。
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 今週の「みほとけとともに ~西本願寺の時間~」は、富山県の山名一徳氏
でした。(詳細は、こちらを→ 「みほとけとともに」

 せっかく親鸞聖人のお言葉を出してのお話でしたが、最後の最後、この一文。


「南無阿弥陀仏のこころをしっかりいただきましょう」


 しっかりいただきましょう、と呼びかけられているということは、まだいただいて
いない人に呼びかけていることはあきらかです。
 しかも、ほとんどがいただいていて、いただいていない人が少数ならば、わざわざ
ラジオ放送でまで呼びかけることはないので、多くの人が「まだ、いただいていない」
ことも分かります。

 しかし、ここに矛盾が露呈します。

 これまでのラジオ放送で、くりかえし、「阿弥陀さまのみこころは、南無阿弥陀仏
となって、今、私たちに届いているのです」と言ってきました。

 一方で、南無阿弥陀仏は届いた、と言い、
 他方では、南無阿弥陀仏はまだ届いていない、とも言う。
 どっち?

 そして、今回の話でも、最大のポイントが抜け落ちています。
「南無阿弥陀仏をいただきましょう、と言うけれど、どうすればいただけるの?」
 いただきましょう、と呼びかけるからには、山名さん、「どうすれば」の問いに
答える責任がありますよ。
 9月1日、こんな番組が放送されます。
「NHKスペシャルの番組紹介

 「世界遺産・西本願寺御影堂の大修復記録番組8作目。
  御影堂修復は境内全域の防災工事へ広がっている。
  大震災を踏まえた平成の最新設備や江戸の先人の優
  れた防災の知恵を追う」(番組紹介より)

つまりは、防災技術の紹介です。出演者は、以下の通り。

 「大阪市立大学助教授…仁木  宏,
 (財)京都市埋蔵文化財研究所調査課長…鈴木 久男,
  京都府教育庁文化財保護課建造物係専門員…菅澤  茂,
  関西大学助教授…西澤 英和」

「埋蔵文化財」とか「文化財保護」の文字を見ると、なんだか悲しくなります。
ご本山の御堂が、まさか「埋蔵」ではないでしょうが、時の流れの中にすでに
埋もれてしまっている、という皮肉だとすれば、残念でなりません。
「世界遺産」という言い方も、すでに本願寺は過去のもの、という敗残の感が
あり、つらい気持ちになります。

 今、生き生きと、活用されている!という、現在進行形で、語られないのは
本派の現状を、見てのことなのでしょうか。
 何とかしなければと思いませんか。宗門のみなさま!
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男性
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1960/10/31
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