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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 京都市の南のほうにある、ある真宗教団を訪ねた人からの
報告です。
 この団体、本願寺派布教使の主宰による、かなり歴史も長い
集まりなのですが、そこで聞かされた、トンデモ発言です。

「親鸞聖人の教えに、善の勧めはありません」

これって、本派の皆さん、聞き捨てならないんじゃありませんか。
かつて対親鸞会の宿善論争のときにも、「現代の教学問題」
という著書の中で、灘本愛慈師が、こう書かれていました。

「大無量寿経に、
   もし人、善本なくば
   この経を聞くことを得ず
   清浄に戒をたもてる者
   いまし正法を聞くことをえん
 とあるように、
 本願の法に遇い、これを信じ喜ばせていただくのは、
 宿世の善根すなわち宿善にもとづくものである」

「宿善として、善本(善根)、持戒、見仏、供仏、
 聞法修行、発菩提心、修善、修福などが示されてある」

「たまたま行信を獲ば遠く宿縁を慶べ、と宗祖仰せの通り、
 遇法獲信の現在から過去にさかのぼって宿善のおかげで
 あると、その縁由を慶ぶ」

 この本は、勧学の桐渓順忍、山本仏骨両師の監修
で書かれたものであり、本願寺派の布教使が、これに反する布教をするなど、
決して許されるものではありません。

 ところが、上記の教団では、主宰者自身も善を勧めず、最近、他教団を除名
されてきたS、K、Uなども使って、「善をする必要などない」というトンデモ
発言を、繰り返させているようです。

 世の中安穏なれ、のスローガンのもと、社会貢献や、福祉など、積極的に
善に励もうとしている本願寺派として、「善のすすめなどない」という暴言を、
許しておけるでしょうか。
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 今朝の毎日新聞、社会面のマンガに、ありました。
 墓を買っても、しかたないや。
 そこには、いない!って言うんだから。
 じゃあ、うちの墓も、カラなのかなあ?
 ならば、貸家にしたらどうだ、てな、話。じゃんじゃん!

 で終わりではなくて、これって、「千の風になって」を
パロった内容ですよね。
 少し前に、山崎龍明氏が、
「千の風では死ねない」
という、中途半端な反論とも、抵抗とも言えないような、
講演をなさっておられましたが、「千の風」の内容は、
ハッキリ間違いだ!と、誰か、言わないものですか。
 死んだ人が墓の下にいない、というところは良いとして、
そのあとですよ。
 風になって、光になって、星になって、云々、というところ
仏教の教えに反すること、はなはだしいじゃないですか。
 このブログを読んでくださっている方は、先進的であり、
改革に前向きな方が多いようですので、ぜひ、それぞれの持ち場
で声を上げていただければ、と思います。
 中外にも報じられていたとおり、真宗佛光寺派の、渋谷宗家に
よる法灯の継承が途絶える可能性が出てきました。

 現門主の精神面の問題に、裏方との別居問題、さらには別居し
たんだから、裏方の職務からも離れるとか、離れないとかのゴタ
ゴタに加え、じゃあ、次は宗家で誰があとを継ぐのか、となると
誰もなり手がいない、というきわめて深刻な事態です。

 各地の寺で、後継者問題が続出し、「寺が消える」と題して、
NHKが特別番組を放送するほどの惨状ですが、加えて、その
総元締めである本山でも、後継者がいない、というとんでもな
い、まさに消滅寸前という感じです。

 現在、宗務当局が、何とか収拾に動き出していますが、心配
ですね。成り行きを注目したいと思います。
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プロフィール
HN:
TAXI
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
趣味:
音楽・映画・地図を眺める
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