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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 宗祖降誕会に関して、ご本山のサイトにこんな記事があります。

「宗祖親鸞聖人のみ教えを建学の精神とする
 龍谷大学では、本願寺境内南側に隣接する
 龍谷大学大宮学舎内(重要文化財指定)に
 おいて、数々の降誕会祝賀行事を催します
 ので、みなさまのご来場を心よりお待ち申
 しあげております。」

祝賀行事といっても、ご法話の時間よりも、雅楽や合唱の時間が
大半で、はてさてと思うのですが、私が気になったのは、
「大宮学舎内(重要文化財指定)」
という部分です。

 重要文化財だから、見に来ませんか、という下心が見え見えです。
重文というのは、国家権力が指定したもので、それを有り難がって
標榜するのもどうかと思うし、ご法義の尊さを訴えて、だからこそ
お参りされませんか、とすすめるべきであって、最初から
「見物に来ない?」
「観光にどうぞ!」
という態度では、降誕会をつとめさせていただく宗祖親鸞聖人が
悲しまれるだけではないでしょうか。



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 ご存知のとおり、今年の宗祖親鸞聖人降誕会は、5月19日から
21日にかけて厳修されます。平日ですよね。
 一人でも多くの方に参詣のご縁を結んでいただくならば、なぜ、
その少し前の17日、18日、あるいは、少し後の24、25日の
土曜、日曜にすればよいと思うのに、なぜ平日なんでしょうか。

 もちろん、宗祖のご命日にあわせて、という理由は分かっていま
すが、せっかくのご法縁なのです。週末にすればご縁が結べる人が
増えるじゃないですか。

 ということを思ったのも、知人の法事をいつにしようかと相談し
ていたとき、ほぼすべての人が「週末にしようよ。そのほうが皆、
集まりやすいから」「せっかくのご法事だしな」と言っていました。
 
 ご本山でも、一人でも多くの人にご縁を、とは思わないのでしょ
うか。それとも、大した内容じゃないから、多くの人に来てもらっ
ては恥ずかしい、のでしょうか。
 素朴な疑問です。
 聞法会館の6月14日のイベントは、環境問題で、画期的な指摘を
行っている、武田邦彦先生のお話です。

 「要予約」とあるので、調べてみると、5月14日より受付が始まる
そうで、「定員になり次第、締め切ります」とのこと。
 おそらく、武田先生ほどの話だと、会場があふれるでしょうね。私
だって、聞きに行きたいと思います。

 いっぽうで、真宗講座とか、その他の本来の宗門の催しでは、「要
予約」という文字、見たことありません。「定員になり次第締め切り」
という話も聞きません。

 そういえば、今年の1月本山成人式でも、「定員になり次第締め切
ります」との振れ込みでしたが、実際は、定員を大きく下回る参加者
しか集まらず、まことに低調だったことは、周知の事実です。しかも
年々参加者は減る一方で、手の打ちようがないのでしょうか。

 だからこそ、武田先生の環境問題の話に受講生が押し寄せるのは、
なんともはや、という感じが、いっぽうではするのでした。
「親鸞聖人の教え」でこそ、満堂の聴衆が押し寄せて当然でしょう!
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64
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男性
誕生日:
1960/10/31
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