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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 これは、大谷派の話です。
「住職の配偶者が、必ず坊守にならねばならないのか?」
「別に坊守になりたくて、結婚したわけではないのに」
というような声があり、住職の配偶者であっても、必ず
しも坊守にならなくてよい、というような規則改正が、
議論されているそうです。
 まず、奥さんが住職なら、婿養子に入った夫が、必ず
坊守にならねばならぬ、という規約から変更し、やがて
大きな改定へとつなげよう、という話になっています。

 ああ、それほどに後継者難であることか!と長嘆息せ
ずにおれません。
 手を支え、ご門徒に布教をしたい、という情熱あふれ
る人々はいないものでしょうか?
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 本願寺新報に、掲載されていた記事です。

 関西の落語に「お文さん(さま)」という演目があります。
 蓮如上人の書かれた「御文さま」のことかと思っていたら、
女性で、名前が「おふみ(文)さん」という人物のことだった
というオチです。

 浄土真宗の方ならば、なんとなく分かっていただけると思い
ますが、他宗の方なら、なぜおかしいのか、分からないでしょう。
 ところが、真宗の方であっても、今は、御文に親しむ人も少なく、
だから、「御文さま」といっても理解されないのが現状です。

「だから、この演目をやる人は、どんどん減ってきて、ほとんど
いなくなりました」
とのこと。
 これが、本願寺新報に、載っていたのです。
 担当の記者は、何を思って書いたか分かりませんが、実はこれ、
大変悲しむべき現状ではないでしょうか。
 親鸞聖人の「正信偈」とともに、蓮如上人の「御文章」を拝読
するのは、本来、真宗門徒の、当然朝晩なさねばならないお勤め
です。
 それが、ほとんどなされていない!

 龍大大宮学舎の、講堂での、朝のお勤めを見ても、参加者は
皆無に近いじゃないですか。
 いやしくも、宗門の最高学府、300余年の伝統ある学窓に
まなぶ者が、朝のお勤めも、していないのですか!

「御文」を知る人が、いない。
 落語界の小さな話題が、宗門に大きな問題を突きつけています。
 平安高校、お疲れ様でした!
 しかし、がんばりましたねえ。
 今度からは、若干校名は変わりますが、なーに、伝統校はやはり
強い!がんばってくださいよ。 
 智弁とか、天理とか、その他、宗教関係の学校がいろいろ出てく
る中で、やっぱり、宗門校にはがんばってほしいです。

 その宗門校各校で、入学式のシーズンとなりました。
 桜が咲いているところ、散りかけたところ、さまざまでしょうが、
「明日ありと 思うこころの あだ桜
    夜半に嵐の 吹かぬものかは」
 桜とともに仏門に入られた御心を常に忘れず、精進してもらいた
いと思います。

 なお、宗制が改正されたのですから、各式場の御本尊は、正しく
してもらいたい。正式の式典会場なのですから、定められた通りに
しなければ、全国の皆様にしめしがつかないでしょう。
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プロフィール
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年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
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