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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 3月11日号の中外日報の中、リレーコラム「時感断想」第42回で、
東方学院講師 釈悟震先生が、こういう指摘をなさっていました。

 「一杯飲みながら法話を聞けるバー、本堂を開放してロックバンドの
  音楽会で若者を集める、寺院を開放してレストラン、などの取り組
  みが行なわれている。
   これらは、死んだ人のためではなく、生きている人のための仏法
  だと意識しての奇策である。
   しかし、これで果たして「仏教界は頑張っている」という賛同が
  得られるだろうか。大きな疑問である」

 先生の指摘のとおり、酒飲んで、歌うたって、飯食って、みんな集ま
ったから、これで「お寺さん、頑張っていますね」とは、誰も言わない
でしょう。

 いえ、たとえ言う人があったとしても、親鸞聖人、蓮如上人は、厳しく
ご叱責になるのでは?蓮師は仰せです

「ことに近年は、何処にも寄合のときは、ただ酒・飯・茶なんどばかり
 にてみなみな退散せり。これは仏法の本意には、然るべからざる次第
 なり」                 (御文章四帖十二通)

 そして、御同行が集まった時には、信心の讃嘆をしなさいと、お勧め
であります。
 先生の、この指摘を、宗門の皆さん、どう聞かれますか。 
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 多少は期待もあったのですが、ああ、こんなものか、という感じです。

 アニメDVD「親鸞さま  ねがい、そして ひかり」。
 3月20日から発売となりました。
 予告ムービーが、ここで見られます。
「親鸞さま」予告ムービー

 タイトルが出るところは、大庭秀昭監督の「世界の光 親鸞聖人 第2部」
(平成5年作品)の、模倣ですね。
 参考に、「世界の光 親鸞聖人 第二部」の紹介
 流刑で、法然上人とお別れの場面、全然、涙も流されていないですね。そんな
はずはないでしょう。命より大切なお師匠様と、別れるのに。
 参考に、「世界の光 親鸞聖人 第三部」の紹介
 出家得度の場面、「明日にしましょう」「いえ、今日」これだけで終わり。
深刻な無常感も何も、伝わってきません。
 参考に、「世界の光 親鸞聖人 第一部」の紹介

 せっかく後から制作するのだから、前作を超えるものにしなければ
意味がない、と思いますよ。
 なお、恵信尼役の島本須美さん、「世界の光 親鸞聖人 第一部」にも
出演していたのでした。「えっ!どこに?」さて、さがしてみてください。
 今週の西本願寺のラジオ番組「みほとけとともに」では、いつも通り
親鸞聖人のお言葉はひとこともなし。
 神戸の児童殺傷事件で、犯人の通称・酒鬼薔薇が言った
「僕の存在は透明だ」
という言葉にショックを受けた、という話から始まって、自分が見えなく
なってきている、とか、
「命は大切だ、命を大切に、といわれるよりも、あなたが大切だ、と
いわれたらそれだけで生きていける」
というCMのフレーズに感動した、とか、なんだか、どこかで聞いた
ような話をだらだらとつなげ、最後の最後には、
「あなたが大切だと本気で言われたとき、初めて私たちは交換不可
 能な自分に目覚め、かけがえのなさに気付くのです。お念仏は、
 そんないのちへの目覚めと気付きを本気で促してくれるはたらき
 です」これで終わりです。

 そもそも、自分が見えなくなっている、というのは、現代に始まった
ことじゃないでしょう。万古の昔より、すべての人間は、自己に暗い、
自分のことは、まったく分かっていないのではないですか。
 
 また、お念仏によって、いのちに目覚める、気付く、というのも、
何のことだか、さっぱりです。

 聞けば、季刊誌「ジッポウ」の販売部数が、また激減したとか。
 詳細が分かりましたら、また書きます。
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