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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 先日の号で連載は終わりましたが、中外日報が、浄土真宗本願寺派の
特集の囲み記事「アーカイブ」を連載していました。
 かつて、光照前門のとき、本願寺会館が建てられたこと、青年層に法を
伝えていかねばならないと訓示があったこと、本願寺会館での布教大会で
声が小さい布教使に怒号がとんだこと、などなど、大局から細かい記事ま
で、さすが長年、宗門を取材し続けてきた中外だけあって、詳しい記事で
した。

 中でも宗門衰退の象徴的な出来事は、本願寺会館が不要になったことと、
同朋センターの取り壊しでしょう。
 本願寺会館の名称はすでに、「“ビジネスホテル”聞法会館」に移され、
用途はなくなった堀川通りの建物は、この先どうなるのか、と心配の向き
も多いでしょう。
 この土地については、龍谷大学のミュージアムになって、博物館・記念
館として余生を送ることになります。

ああ、これで、
 御影堂は「遺産」、
   本願寺会館は「博物館」、
     聞法会館は「ビジネスホテル」、
       一番力を入れる仕事は「社会福祉事業ビハーラ」、
         詰所は消滅、と、宗門は変わり果ててしまいました。

おまけに、中外にも掲載されていたように
 「正信偈があげられない」
 「七高僧の名を知らない」
 「浄土真宗本願寺派の名が書けない」
という若い僧侶の続出で、人材も払底してしまいました。

 親鸞聖人のみ教えを伝えるという最大にして、唯一の使命は、
とても果たせていません。
 悲しい限りではないでしょうか。

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 武田勝道氏のHPに詳しいのですが、広島別院を、
僧侶の研修で借りようとしたところ、「貸せない」との
返事、「理由は」と問うても、不可解な返事ばかりで、
「別院は、誰のものなのか」と、論議になっています。
 
 かたや、東京別院・築地本願寺では、浄土真宗以外の
僧侶たちに、堂々と貸して、法要をさせているではあり
ませんか。
 なのに、同じ真宗の僧侶の研修には貸せないとは?

 さらには、東京別院だけでなく、各地の別院でも、
寺でも、「ロック・コンサート」やら「パーティー」
やらには、じゃんじゃん使わせて、恥も外聞も無く本願寺
新報にまで掲載されています。
 なのに、僧侶の研修には貸せないとは?

 おかしなことだらけの宗門ですが、これもまたその一つ
でしょうね。
武田氏のサイト「借りられない別院に寄付すべきでない
 宗会の中で、不二川総長は、新門夫妻の東京行きについて
「首都圏布教で、新規門徒開拓100万人の先頭に立たれる」
と、説明しました。

 これって、本気(マジ)?
 たしか、親鸞聖人700回大遠忌の時にも、光照前門が、同じ
ようなスローガンを言っていませんでしたか。
 ところが、その後の教線はどうなったか。
 中外日報に報じられていたように、僧侶は増えたが、仏青は
減少したのでした。
 就職氷河期で、他に就職口のなかった人が、やむなく僧侶に
なった一方で、門徒はどんどん寺から離れ、中でも若い人達は
急激に離れているのが、実状だということが、こういう資料か
らも確かめられたのでした。

 一方で、北陸の某教団のように、若者が続々群参している
ところもあるので、一概に「真宗離れ」「仏教離れ」とは言えず、
「本願寺離れ」「寺離れ」であることも、明らかです。
 その辺の比較をしているサイトがあったので、ご紹介まで。

法話が聞きたいのに、聞けない寺

この項のほかにも、宗門には耳に痛い、しかし無視できぬ指摘が出ています。
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1960/10/31
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