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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 先に「となみ詰所」というテレビ番組のことを書きました。
存続の危機にある「詰所」は、すでに5軒しか残っていない
そうですが、そもそも詰所とは何か。

 この番組で紹介されていましたが、江戸後期、東本願寺の
御堂は、4度の焼失を経験しています。しかしそのたびに、
愛山護法の門徒衆の寄進と、身施ともいうべき献身的協力に
よって、御堂は再建されたのでした。

 その工事に、手弁当でかけつけた各地の門徒衆が、寝泊り
するために建てられ利用したのが、各地の詰所でした。
 その後、もちろん、本山参拝の門徒の宿泊所として、活況
を呈したわけですが、聞法心は枯れ、宗門が廃れていくにつれ
詰所も、経営難となり、閉鎖のやむなきに至ったのでした。

 しかし、4度焼失してもなお、再建されたとは、往時の
親鸞学徒の心意気たるや、すさまじいものと、驚嘆せずに
おれません。
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 東本願寺前にある「となみ詰所」が、存続の危機にある、
という特集番組が、富山県の北日本放送で、流れました。
 それによると、あれだけたくさんあった詰所が、今では
たった5軒になっていること、その5軒も、宿泊者の減少に
よって、経営が危機にあること、一般観光客を受け入れない
ことには、成り立たなくなっていることなどを、紹介して
いました。
 滋賀県伊香郡の「伊香詰所」では、半分の部屋を賃貸マン
ションにしその家賃収入で何とかしのぎ、残りの部屋も、
ビジネスホテルに改装していました。
 「富山県詰所」では、管理人の方が「親鸞聖人750回忌
までは何とか頑張りたいが、それで終わりだと思います」と
寂しそうに語っておられました。
 番組では、宿泊者減少の理由を、「価値観の多様化」だの
「交通機関の発達で日帰りするようになった」というところに
求めていましたが、それは違うでしょう。
 本山まで行って、仏法を聞きたいという人がいないのが、
根本原因です。
「聞法心が、なくなった」の一点に尽きるのです。

 富山県小矢部市出身の大谷大学教授が語っていました。
「別に京都まで、本山まで来なくても、近くのお寺でも仏法
聞けるのだし、門徒どうしでお講をひらいて語り合っても、
同じですから」
 別に本山に来なくてもいい、こーんなこと言っているから
誰も来なくなるのは当然です!
 今週の「みほとけとともに 西本願寺の時間」では、
兵庫県圓勝寺住職で、本願寺派布教使に福田高明氏の
「お育て」が放送されました。

 例によって、親鸞聖人のお言葉は一切なし。
 話は、「我が家の5ヶ月になる子供」の話や、「寺の
前住職の話」やら、「あるご門徒のおじいちゃんから
聞いた話」ばかり。
 しかも、言いたい内容は、親鸞聖人の教えと、どう
関係があるのか、考えても分からないものでした。

 来週もまた、この福田クンなんですが、おそらく原稿
は上の人に言われて書きなおして、本人ではどうにも
ならないのでしょうねえ。
 でも、何とかしてほしいなあ。
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