平安高校の野球部

　京都の高校球界では名門の、平安高校、今度、龍谷大学付属
平安高校になりますので、今度の甲子園大会に出場するのが、
「平安高校」としては最後になります。

　その名をぜひ大会史に刻みたいと、インタビューに答えて
いました。そのためにこそ、辛い練習にも耐えて、これまで
やってきたのですから、精一杯がんばってほしいと思います。

　そういえば、各地高校入試のシーズンです。龍谷学園の各地
の高校でも、入試たけなわで、早いところでは、合格発表も
行なわれています。

　宗門の学校といっても、決して寺族ばかりではなく、一般の
方もたくさん入学されています。せっかく宗門の学校に入学し、
幾年かを過ごされるのですから、縁があれば、おおいに聖人の
教えを、聞いてもらいたいものです。
　タイガースのヒーやんなんかは、どうだったんだろう？

後継者不足は深刻

　過日の中外日報で、これは他宗の話でしたが、
寺院後継者がいなくて、仕方なく一般公募した
とのことです。

　特に昨今話題の「団塊の世代」の人たちに、
退職後の第二の人生として、僧職はいかがですか
ということで、これに応募した十数人が、ズラリ
並んで写真に写っていました。

　ここまで書けばお分かりですね。大阪府南部の
某寺院の話です。

　これは真宗でも同様の傾向があり、後継者のない
寺院は廃寺になっています。「寺が消える」という
特集番組を、ＮＨＫが放送したほどです。
　それほどに、寺に魅力はなくなったということで
ありましょうか。
　なんともはや。

なんと、家庭法話が１面に

　ご門主のご親教にもあったからでしょうか、２月１日の本願寺新報で
なんと１面に、滋賀県湖北町での「家庭法話」が掲載されていました。

　実は私も、湖北町のあるご家庭で、法話会を続けていたことがあり、
湖国の皆様の、深い仏縁は、よく存じております。

　紹介されていたご家庭での法話会も、多くの方が集まられ、しかも、
長く続けておられる、とのこと。
　真実の御法が説かれ、それを聞かれるご縁ということであれば、
なるほど、素晴らしいことだと思います。

　問題は、少人数でもいい、不定期でもいい、集まられた皆さんに、
正しい宗祖親鸞聖人の教えが説かれるか、どうかです。
ご門主のご親教についてはコチラに書きました