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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 中外日報が報じていますように、愛知県内の寺で、真宗大谷派の
「門徒戸数調査」の提出を拒否したところがあったそうです。

 表向きは、
「法要を依頼しているからといって、門徒といえるのか。
 本人に確かめてもいないのに、門徒だと報告していいのか」
というような、たいした理由ではない理由書を出しています。
 こんなもの、すぐ反論され、つぶされる理由ですよ。

 結局、教区として、類推した数値を、本山へは報告するそうです。
 ちょっと逆らってみたけど、たいして物議を醸すこともなく、
本意ではない数値を報告されて、かえってマイナスの結果でしょう。

 いずれにせよ、激減している門徒数を、とてもじゃないがそのまま
報告なんてできない、というのが実情でしょう。
 
 なお、同様の嘆きが、西本願寺からもあがっていることを、中外は
報じていました。いずこも同じ、秋の夕暮れ、ですね。
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 中外日報の正月号は、グラフ特集で、真宗関連の寺院が、
写真入りで紹介されていました。
 他宗も、もちろんあるのですが、管主とか、管長といわれる
オエライさんたち、よくもまあ、あんな格好を、恥ずかしげも
なくできるものですねえ。変な帽子かぶったり、肩から色々と
ぶら下げたり。

 そんなものはイイとして、真宗では、やはり「安穏」の二字を
前面に出して、行くのですね。今年も。2011年に、親鸞聖人
750回大遠忌を迎える、その行事日程など、こまかく掲載され
ていました。
 そんな3年も先の行事に、力入れるよりも、急がねばならぬこと
あるでしょう。
「如来の大悲、短命の根機を本としたまえり。
 もし多念をもって本願とせば、命一刹那につづまる無常迅速の機、
いかでか本願に乗ずべきや。されば、真宗の肝要、一念往生を以て
淵源とす」(覚如上人)
 無量寿の御仏からご覧になれば、十方衆生は、命一刹那につづまる
まさに今死なんとしている者であります。そんな大衆に布教せねば
ならぬのに、3年先の行事の案内を、悠長にしていてもいいのですか。

「仏法には、明日ということはあるまじき」(蓮如上人)
とも、仰せではないですか。
 明日さえもない、と言われているのに、3年先どころですか。

 そんな大衆の実相を忘れて、宗教界は、のんびりしたもんだなあ、
と思わずにおれなかった、新年号のグラビア特集でした。
 北陸・富山県高岡市の友人が知らせてくれました。
 同市伏木にある、勝興寺では、昔からデカローソクを立てて、
夜通しの御示談があることで有名でした。
 しかし、近年、参詣者の激減で、夜通しの御示談は中止に、
昼間の法要も、音楽法要とやらに変わって、さびしい限りとか。
 最近配られたチラシでは、「あたたかいうどんを用意して、
お待ちしています」と書き添えてあった。情けなさも、ここに
極まれりという感じですね。うどんがあるから来てね!とは。

 問題は、そんなことで、「往生の肝腑 自宗の骨目」である
「一向専念無量寿仏」のみ教えを守り抜けるのか、ということ
です。
 文化財に認定してもらって、寺の修理費用なんかを、国家に
出してもらうものだから、国家権力の介入を招くことになる
んですよ。
 御門徒の皆様からの浄財だけでやっていってこそ、宗門の
独立性を保てるのに。目先の金欲しさに、親鸞聖人が最も
嫌われた権力者に近づいた、その報いが、今、表われていると
いえるでしょう。
 
 なお、誰か、そのうどんを食べられた方があれば、どんな
味だったか、レポ、くださいな。(笑)
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プロフィール
HN:
TAXI
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
趣味:
音楽・映画・地図を眺める
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