世界の光・親鸞聖人の教えを世界に!
夢は大きく、現状には厳しい目を!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
これまで仏教色を出さず、一般の皆さんにも広く手にとってもらいたい
との意図で、出版されていた季刊誌「ジッポウ」ですが、このほど第3号
が刊行されました。
今回からは、むしろ、仏教、浄土真宗を、表に出すことにし、著名人に
仏教、浄土真宗の魅力を語ってもらうような内容に、大幅変更されました。
しかし、仏教の内容が増えたのに、価格は逆に1500円から1000円
に値下げ!
これって、逆じゃないの?
大切な仏法のことが多く書かれているのだから、読ませてもらう側の気持
ちとしても、報謝の心から、より出させてもらいたいと思うのが当然。
大切な法義を、これじゃ安売り、叩き売りしているようで、どうもスッキリ
しないのですが、皆さん、いかがですか。
とはいえ、そこには、やむにやまれぬ事情もあるようです。
なにせ、発行部数が、創刊号は、寺院配布用も含めて31000部。
第2号、第3号は、20000部に激減。
しかも、定期購読者は、わずか400人にとどまっており、先行きは暗い。
宗門の長期振興計画の
「新規教線の開拓 新たな百万人の門徒の誕生」
にはほど遠い、あまりに悲惨な現状です。
1000円で2万部、完売して、出版元には65%として、1300万円。
しかし実際は、返本率50%として、650万円。
印刷経費等を引くと、その3分の1として、200万円。
これが3ヶ月分の収入ですから、1ヶ月で70万円。
こうなると、編集部の給与や、執筆者、写真家、デザイナーへの賃金など
とても出てこない!
しかも、将来、続けて読みますよ、という固定収入の見込みが400人、
つまり40万円(3ヶ月でだから、1ヶ月では13万円)。
1500円でならば、それでもまだ続けていけたかもしれないですが、
1000円に下げちゃったし、しかも内容としては、読者数がより絞られる
ほうに向かったので、ますますジリ貧です。
前にも書きましたが、各寺院には、無料配布ではなくて、定期購読を
申し込んでくれ、で良かったのです。寺院、宗門校、別院、教務所など
で1万部、定期購読にすれば、しっかり継続出版が可能だったはず。
それを、無料配布なんかにするから、ですよ。
しかし、一度、無料で配ってきたものを、お金とりますよ、なんて言うと、
「じゃあ、読まない」と、言いかねませんよ。
ああ、取り返しのつかない失敗でしたね。
そう言えば、あの吉本興業が鳴り物入りで発刊したマンガ雑誌も、このたび
廃刊!だから、ただでさえ難しい雑誌発行なのだから、よほど考えて出さない
と、こういう浄財の無駄遣いになってしまうのです。
との意図で、出版されていた季刊誌「ジッポウ」ですが、このほど第3号
が刊行されました。
今回からは、むしろ、仏教、浄土真宗を、表に出すことにし、著名人に
仏教、浄土真宗の魅力を語ってもらうような内容に、大幅変更されました。
しかし、仏教の内容が増えたのに、価格は逆に1500円から1000円
に値下げ!
これって、逆じゃないの?
大切な仏法のことが多く書かれているのだから、読ませてもらう側の気持
ちとしても、報謝の心から、より出させてもらいたいと思うのが当然。
大切な法義を、これじゃ安売り、叩き売りしているようで、どうもスッキリ
しないのですが、皆さん、いかがですか。
とはいえ、そこには、やむにやまれぬ事情もあるようです。
なにせ、発行部数が、創刊号は、寺院配布用も含めて31000部。
第2号、第3号は、20000部に激減。
しかも、定期購読者は、わずか400人にとどまっており、先行きは暗い。
宗門の長期振興計画の
「新規教線の開拓 新たな百万人の門徒の誕生」
にはほど遠い、あまりに悲惨な現状です。
1000円で2万部、完売して、出版元には65%として、1300万円。
しかし実際は、返本率50%として、650万円。
印刷経費等を引くと、その3分の1として、200万円。
これが3ヶ月分の収入ですから、1ヶ月で70万円。
こうなると、編集部の給与や、執筆者、写真家、デザイナーへの賃金など
とても出てこない!
しかも、将来、続けて読みますよ、という固定収入の見込みが400人、
つまり40万円(3ヶ月でだから、1ヶ月では13万円)。
1500円でならば、それでもまだ続けていけたかもしれないですが、
1000円に下げちゃったし、しかも内容としては、読者数がより絞られる
ほうに向かったので、ますますジリ貧です。
前にも書きましたが、各寺院には、無料配布ではなくて、定期購読を
申し込んでくれ、で良かったのです。寺院、宗門校、別院、教務所など
で1万部、定期購読にすれば、しっかり継続出版が可能だったはず。
それを、無料配布なんかにするから、ですよ。
しかし、一度、無料で配ってきたものを、お金とりますよ、なんて言うと、
「じゃあ、読まない」と、言いかねませんよ。
ああ、取り返しのつかない失敗でしたね。
そう言えば、あの吉本興業が鳴り物入りで発刊したマンガ雑誌も、このたび
廃刊!だから、ただでさえ難しい雑誌発行なのだから、よほど考えて出さない
と、こういう浄財の無駄遣いになってしまうのです。
PR
我が故郷、熊本の山鹿市で、龍谷大学伝道部熊本OB会の結成四十周年
記念大会が、10月3日、4日両日、開かれました。
住職・寺俗を対象とした講演会が3日、一般向けの公開講座が4日、
両日で延べ700人近くの僧俗が参集しました。
梯勧学の記念講演や、仏教研究家・都路恵子さんの講演、さらには、
活弁や、琵琶の弾き語りなどの続いた最後に、石川県志賀町の真宗大谷派
善法寺住職、範浄真了氏の節談説教がメインでありました。
中外日報によると、「せり弁」「繰り弁」「のり弁」などの技法を駆使
し、情感豊かに法義を説いた、とあります。
せり弁、のり弁、なんて、ホカ弁じゃないんだから、なんて突っ込みは
いいとして、どうして、メインが「節談説教」なんですか。
そりゃ、確かに、東京親鸞会で、節談説教の大会をやって、盛り上がった
ので、DVDにまでして売り出してはいますよ。
だけど、それは技法、手段の問題であって、今、緊急に取り組まねばなら
ないのは、まさに最初、梯勧学のテーマ「教学と伝道」ではないですか。
いや、勧学の話そのものは、そのことではなかったけれども、その内容、
を言っているのです。
教学---親鸞聖人の教えをまず僧侶自身、正しく学ぶ
伝道---宗祖の教えを正しく、分かりやすく、皆さんに伝える
これこそ、喫緊の課題です。
宗制の改正で、まず第一に挙げられた「浄土真宗の正しい御本尊は名号で
ある」ということからして、みな、正しく学んで、正しくお伝えしましょうよ。
正しい御本尊を伝える、これ以上に大切な「教学」も「伝道」もないのでは
ありませんか。
記念大会が、10月3日、4日両日、開かれました。
住職・寺俗を対象とした講演会が3日、一般向けの公開講座が4日、
両日で延べ700人近くの僧俗が参集しました。
梯勧学の記念講演や、仏教研究家・都路恵子さんの講演、さらには、
活弁や、琵琶の弾き語りなどの続いた最後に、石川県志賀町の真宗大谷派
善法寺住職、範浄真了氏の節談説教がメインでありました。
中外日報によると、「せり弁」「繰り弁」「のり弁」などの技法を駆使
し、情感豊かに法義を説いた、とあります。
せり弁、のり弁、なんて、ホカ弁じゃないんだから、なんて突っ込みは
いいとして、どうして、メインが「節談説教」なんですか。
そりゃ、確かに、東京親鸞会で、節談説教の大会をやって、盛り上がった
ので、DVDにまでして売り出してはいますよ。
だけど、それは技法、手段の問題であって、今、緊急に取り組まねばなら
ないのは、まさに最初、梯勧学のテーマ「教学と伝道」ではないですか。
いや、勧学の話そのものは、そのことではなかったけれども、その内容、
を言っているのです。
教学---親鸞聖人の教えをまず僧侶自身、正しく学ぶ
伝道---宗祖の教えを正しく、分かりやすく、皆さんに伝える
これこそ、喫緊の課題です。
宗制の改正で、まず第一に挙げられた「浄土真宗の正しい御本尊は名号で
ある」ということからして、みな、正しく学んで、正しくお伝えしましょうよ。
正しい御本尊を伝える、これ以上に大切な「教学」も「伝道」もないのでは
ありませんか。
浄土真宗に限らず、仏教各宗派で、ミャンマーの軍事政権に
対して抗議行動を行う現地の僧侶を応援する動きがあります。
あれ?ミャンマー、元のビルマは、仏教国だから、僧侶たち
に対しては、絶対に銃を向けない、まして暴力などふるわない
と言われていませんでしたか。
しかし、現に、多くの僧侶が拘束されたり、さまざまな迫害
を受けています。今回の行動は、それに抗議してのものです。
ではなぜ、兵士たちは、僧侶にも銃口を向け、暴力をふるう
ようになったのか。軍事評論家のK氏の話を聞いて、納得しま
した。
軍というのは、閉鎖社会で、基本的に外の情報からは、遮断
されています。そこで、軍内部では、たとえば、こう言います。
「今、デモ行進をしている僧侶の中に、ただ暴れたいだけの、
ニセ僧侶が混じっている。そいつらは、僧侶でもないのに、髪
をおろし、衣を着て、僧侶のかっこうだけしている。しかし、
実は、大変過激なテロリストなのだ。そんなニセ僧侶が混じる
ことになって、本当の僧侶たちは、大変困っている。だから、
ニセ僧侶を攻撃し、逮捕拘束することは、本当の僧侶にとって
も良いことなんだ」
こう、言われれば、もともと僧侶を尊敬する気持ちが強い、
兵士たちのことですから、ニセ僧侶には、俄然怒りをもって、
厳しく当たるようになるのです。
もちろん、数日たてば、社会の中に出て行くことによって、
本当の情報にも触れますので、上のように吹き込まれていた
ことも、「あれ、事実でないこともあるぞ」と、兵士は気づく
こともありましょう。しかし、そのときはそのときで、新たな
情報が吹き込まれて、結局、権力者の思いのままに、兵士たち
は、また動くことになるのです。
こういうこともありますから、権力者というのは、結局自分
たちの思い通りに人を動かそう、言うこときかない者は許して
おけない、そういう態度に出るのです。
これら、権力者の本性を見抜いておられた宗祖親鸞聖人は、
「余のひとびとを縁として」権力者に近づいて、その力を借り
て、仏法広めようなどと、決して思ってはならない、と、強く
戒められたのでした。
さてさて、そんな政治権力に対して、すりよって行こうとい
う動きが、宗門には、ないでしょうか?
現在、本山では、元熊本県知事の沢田一精さんなんかが中心
になって、国政、選挙、などと本派の活動とについて話し合う
会議ができております。ちょうど今、開催中でしたかね?
くれぐれも、宗祖の戒めに背くことにならないように、気を
つけていただきたいものです。
対して抗議行動を行う現地の僧侶を応援する動きがあります。
あれ?ミャンマー、元のビルマは、仏教国だから、僧侶たち
に対しては、絶対に銃を向けない、まして暴力などふるわない
と言われていませんでしたか。
しかし、現に、多くの僧侶が拘束されたり、さまざまな迫害
を受けています。今回の行動は、それに抗議してのものです。
ではなぜ、兵士たちは、僧侶にも銃口を向け、暴力をふるう
ようになったのか。軍事評論家のK氏の話を聞いて、納得しま
した。
軍というのは、閉鎖社会で、基本的に外の情報からは、遮断
されています。そこで、軍内部では、たとえば、こう言います。
「今、デモ行進をしている僧侶の中に、ただ暴れたいだけの、
ニセ僧侶が混じっている。そいつらは、僧侶でもないのに、髪
をおろし、衣を着て、僧侶のかっこうだけしている。しかし、
実は、大変過激なテロリストなのだ。そんなニセ僧侶が混じる
ことになって、本当の僧侶たちは、大変困っている。だから、
ニセ僧侶を攻撃し、逮捕拘束することは、本当の僧侶にとって
も良いことなんだ」
こう、言われれば、もともと僧侶を尊敬する気持ちが強い、
兵士たちのことですから、ニセ僧侶には、俄然怒りをもって、
厳しく当たるようになるのです。
もちろん、数日たてば、社会の中に出て行くことによって、
本当の情報にも触れますので、上のように吹き込まれていた
ことも、「あれ、事実でないこともあるぞ」と、兵士は気づく
こともありましょう。しかし、そのときはそのときで、新たな
情報が吹き込まれて、結局、権力者の思いのままに、兵士たち
は、また動くことになるのです。
こういうこともありますから、権力者というのは、結局自分
たちの思い通りに人を動かそう、言うこときかない者は許して
おけない、そういう態度に出るのです。
これら、権力者の本性を見抜いておられた宗祖親鸞聖人は、
「余のひとびとを縁として」権力者に近づいて、その力を借り
て、仏法広めようなどと、決して思ってはならない、と、強く
戒められたのでした。
さてさて、そんな政治権力に対して、すりよって行こうとい
う動きが、宗門には、ないでしょうか?
現在、本山では、元熊本県知事の沢田一精さんなんかが中心
になって、国政、選挙、などと本派の活動とについて話し合う
会議ができております。ちょうど今、開催中でしたかね?
くれぐれも、宗祖の戒めに背くことにならないように、気を
つけていただきたいものです。