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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 現在、本山では、曳きや、といわれるものが進行中です。
何だ?それは、という方のために、ちょっと説明。

 8月24日(金)より、経蔵裏側(参拝会館東側)に仮置きされていた
「手水舎(ちょうずしゃ)」を元の場所(元お茶所の前)に復旧すべく
「曳きや工事」が行われています。
 8月27日(月)からは、手水舎を移動する曳きやが開始され、手水舎は
ゆっくりと元の場所に向けて動き出しました。
 曳きや工事は8月31日(金)までの予定ですが、29日には曳きやによる
移設行程を終え、手水舎は1999(平成11)年2月以来、8年半ぶりに元の
場所へ戻ることとなります。
 本山HPのライブカメラでは、このようすが見られるのですが、それも
もうしばらくですね。
 曳きやといえば、富山県射水市の浄土真宗親鸞会館で、二千畳の正本堂
が建設される際、以前の構造物をそのまま活用する為、曳きやを行って、
別の場所に移した、という工事がありました。
 今回のも同じように、すでにある構造物を壊さず、ただ場所だけ移して
引き続き活用する、というもので、実は日本に昔からある工事手法の一つ
なのです。
 壊して、また作って、といういかにも西洋合理主義的発想での工事が
多い中、使えるものは、そのまま場所を動かして使おう、というのは、
資源の有効利用であり、よいことではないでしょうか。
 「そこまでして、残さなきゃならんものかよ。その建物は」という意見も、
そりゃ、あるでしょうけど。
 もちろん、最も大切なことは、宗祖親鸞聖人の教えこそ、しっかりと
そのままお伝えしなければならないのですが、どうもそこは、忘れられて
いるのでは、という厳しい指摘もあり。
 いや、そのお話は、また次回に。
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 ラジオの朗読番組っていうと、すっごーい地味なイメージ
なんですが、それでもファンはけっこういるもので、昨夜の
ことです。
 NHKラジオ第一放送、夜10時代の「ラジオ文芸館」で
海音寺潮五郎の「極楽急行」を朗読していました。
 鎌倉時代の説話にヒントを得て創作された作品で、阿弥陀仏
との出会いを求めて、ひたすら西を目指す男の姿を描いていま
す。なかなかおもしろい作品です。
 もちろん、真宗教義からいえば、???なんですが、そこは
なんたって海音寺さんなんだから、しかたありません。
 ただ「阿弥陀仏にあいたいから西へ向かう」というあたりは、
「なぜ、西なんですか」という話のきっかけにもなるし、じゃ
阿弥陀仏とは、どんな仏さまですか、という話にもつながって
行きます。
 吉川英治氏の「親鸞」も、教義面からみれば、いろいろあり
ましょうが、それでも、世に宗祖のお名前を知らしめたことは
間違いないでしょう。
 さて、その吉川英治氏が、言っています。
「目に見えずしかも急速に、
 真宗崩壊の音がどこかでするばかりである。
 今にしてさめなければ、
 本願寺は地上からなくなるだろう。
 なぜ今の僧侶は、親鸞聖人や蓮如上人のように、
 布教に歩かないのか。
 なぜ一言でも伝えようとしないのか」
            (吉川英治著『折々の記』より)
率直な叱咤激励に、宗門は真摯に耳を傾けるべきではないでしょうか。

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 まことにお気の毒なことですが、新潟県の中越沖地震で
たくさんの寺院が被害にあわれました。
 心よりお見舞い申し上げます。
 本堂が全壊し、途方にくれておられるご住職の話が新報
に載っていました。「ご本尊だけは、安全にご避難できた
ので、何よりでした」この談話に感動しました。
 生命にかけてもお守りしなければならないのが、ご本尊
であります。火事とか、地震などの災害時、何よりもまず
ご本尊を安全なところへ、と、小さいころから厳しく教え
られてきました。
 寺族の皆さん、またご門徒のかたがたも、そうでしょう。
これまで、阪神大震災、能登半島地震など、伝えられるた
びに、実は、そのことについて、あまり詳しく報じられて
きませんでした。
 今回の報道で、「ご本尊が無事で何よりでした」という
談話が紹介され、よくぞこのことを報道してくれた、と、
いつも文句ばかり言っている新報ではありますが、率直に
評価したいと思います。
 信仰を求めるものにとって、無上、最高、唯一、無二、
不可分のものが、ご本尊です。
 家庭で、どのように仏法を伝えたら、と悩んでおられる
方も多いでしょうが、まずは、ご本尊を尊ぶ、という心、
そして姿を、親が子に、範を見せるべきではないでしょうか。
 子供心に、なぜそんなに拝んでいるのだろう、なぜそれ
ほど、大切にしているのだろう、と関心をもち、機会を見て
話をすればよいのではないでしょうか。
 ちなみに、あるお母さん、「阿弥陀さまってねえ、お前
の好きな○○レンジャーの、何百倍も、パワーがあるのよ」
と説明していました。ちと、どうかな、とは思いましたが、
まあ子供にもわかるようにと思われたのでしょう。
 何はともあれ、もっとも大切なご本尊のことです。
 正しいあり方を、次代にも伝えていきたいものです。
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1960/10/31
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