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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 作詞家の阿久悠さんが1日、70歳で亡くなりました。
 腎臓ガンの手術を成功したばかりだったのですが、今度
は尿管ガンが直接の死因でした。

 生涯に5000曲を世に出し、レコード大賞受賞曲が
4曲、そのほかにも、数々のヒット曲があり、昭和を代
表する作詞家だったと、各紙が報じています。葬儀は、
親族だけですませ、後日、「送る会」が開かれるそうで
あります。

 最近、そういう形の葬儀が増えています。家族だけの
葬儀で、お金をかけず、あとは、親しかった友人たちが
送別会のようにして別れを惜しむ、俳優とか歌手でも、
そうです。「葬式仏教」と言われて久しいですが、近頃
は「葬式仏教」でさえもなくなってきました。

 このことは、宗門が最近、各地で開いている「安穏勉強会」
でも、話題になったようで、本願寺新報が報じていました。

 門徒がいれば、いつかは亡くなって、自坊に葬儀を頼みにく
るだろう、と、葬式ばかりをアテにして、実際は直葬や簡易葬
で、葬式では収入が得られなくなってきて、いよいよ寺院も、
これは何とかしなければ、と焦っているのが紙面から見て取れます。

 災い転じて福とするがごとく、この世間の葬式離れを縁として、
本来の僧侶の崇高な使命と責任に目覚める人があらわれて欲しいと
念ぜずにおれません。

覚如上人は、このように覚醒を促しておられます。
『改邪鈔』より

「某親鸞閉眼せば、賀茂川に入れて魚に与うべし」
これ即ちこの肉身を軽んじて、仏法の信心を本とすべき由を
あらわしましますゆえなり。
これをもって思うに、いよいよ葬喪を一大事とすべきにあらず。
最も停止すべし。

解説は、以下のコラムをどうぞ。
「なぜ賀茂川へ捨てよと言われたか」
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 自民党の歴史的大敗となった参院選ですが、我が宗門としても
特別推薦、推薦、総長推薦で、実に15人を応援していたのであり
ここらで、ちょっとこのブログ的に総括してみます。

 まず、その15人の結果は、以下の通りでした。
比例区
 藤谷光信  民主  当選
 福島啓史郎 自民    落選
 自見庄三郎 国民新 当選
 栗原君子  9条ネ   落選
 関口房朗  国民新   落選
選挙区
 若泉征二  民主    落選(福井)
 谷川秀善  自民  当選  (大阪)
 松井孝治  民主  当選  (京都)
 佐藤公治  民主  当選  (広島)
 林 芳正  自民  当選  (山口)
 大久保潔重 民主  当選  (長崎)
 小嶺忠敏  自民    落選(長崎)
 松野信夫  民主  当選  (熊本)
 三浦一水  自民    落選(熊本)
 皆吉いなお 民主    落選(鹿児島)
 
宗門が、参院選で推薦した15候補のうち、
当選したのは8人で、民主5、自民2、国民新党1、でした。

 しかし、良く見ると、熊本選挙区では、定員1のところに
出馬した自民候補も、民主候補も、ともに宗門推薦していま
した。これじゃ、どちらを勝たせたいのかよく分かりません。
長崎でも、定員1のところで、自民候補、民主候補、双方を
推薦しています。門徒であれば、誰でも「推薦」扱いにする
というのも、よく分からない姿勢です。うがった見方をすれ
ば、どちらが当選しても、宗門としての顔は立つ、という、
卑怯な両天秤作戦といえるかも知れません。

所属別で見ると、
 自民  当選2  落選3
 民主  当選5  落選2
 ほか  当選1  落選2
ここでも、やはり民主は強かったのですね。

 現代社会に生きるものとして、われら仏法者、真宗人も、
政治に、強く関心を持っていかねばならないでしょう。

Today's Link
さて、10年来、更新を続ける、伝統の定番サイトをご紹介。
親鸞聖人フォーラム
 参院選が終わりました。
 大阪選挙区で、谷川秀善氏、当選です。
 比例区では、藤谷光信氏、こちらも当選です。
宗門あげての応援だっただけに、ともかく関係者はほっとして
いることでしょう。

 ついでにいえば、今回、ナンミョー党こと、公明党が過去最低
にならぶ9議席、いくつかの選挙区で、議席を失いました。
 創価学会員でさえ、何割かは公明党に投票しなかった、という情報も
入っています。
 親鸞聖人は、
「念仏誹謗の有情は 阿鼻地獄に堕在して
    八万劫中大苦悩 ひまなく受くとぞ説きたもう」
と仰せです。念仏無間などと言って、誹謗の限りをつくす日蓮への
お言葉であり、現代なら創価学会=公明党へ向けられるお言葉でしょう。
 そんな念仏誹謗の創価学会=公明党と、手を組む自民党政権など、
許すべからざる政党です。
 今回の結果を、しっかり反省してもらいたい、そして腐敗は必至の
権力の座でありますから、時機を見て、政権交代をすべきだと、改めて
強調しておきたいと思います。

 さて、とはいえ、NHKが朝に流していた、各地での候補者の様子、
谷川秀善氏、あまり褒められたものではありません。ある集会で、
「だいたいねえ、真剣になっておらんよ!支持者が。
 このままだと、共産党に負けるちゅうことやで。ええんかい」
なんていって、集まった自分の支持者を叱り付けている。
 あんた、何様のつもりかい、と言いたくなりました。
 支持者に支えられ、民意に支えられての「民主主義」でないのか。
その支持者を叱り飛ばし、「真剣になっとらんやないか」なんて、
どの口で言う、という感じでした。

 世知弁聡の権力者をも、弥陀の本願に導かれた、偉大なる善知識、
蓮如上人に、今こそ、学ばねばならぬことが、多いのではないで
しょうか。というわけで、今日は、こんなリンクを紹介。
「浄土真宗の中興・蓮如上人」
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