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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 ご覧になった方は、誰もが、アレッ?と思うはず。
 7月10日号の本願寺新報は、たった4ページ。
 1面には、参院選で、宗門特別推薦と、総長推薦の
計13名の顔写真と略歴が紹介されています。そして
「この人たちに、投票をよろしく」
という内容で、ほぼ終わり。
 2,3面は、法話が1本、4面は全面広告。

 この手抜きは何なの?
 本願寺は、よほど伝えたい事がないのか。
 機関紙に載せて、訴えたいのは、要するに選挙か。

 しかも、推薦された候補者の中に、あの右傾化暴走中、
創価学会・公明党と手を組んだ自民党候補がいますが、
これって、宗門として問題じゃないですか。

 もちろん、共産党、社民党に入れる人はないでしょうが。
その辺、御門徒で立候補した人があれば、誰でも推薦する
というのは、いかがなもんでしょうか。

 そして何より、手抜きの新聞発行して、ちゃかり購読料
だけは徴収しているのは、どういうことでしょう。
 広告料は、といえば、今回のはみごとに「本願寺出版社」
「聞法会館」「無量寿堂」の広告ばかり、要するに身内。
 なんですか、営業部も、何もしていないじゃない。内輪
で、すぐに出稿してくれるところだけ。

 いよいよもって、手抜きの「本願寺新報」、宗門人として
なーんか、情けないですね。

こんなジャーナルもあるので、ご紹介。
浄土真宗の月刊誌
PR
 選挙中は、候補者のこと、あまり書けませんが、
せめて、このくらいは・・・。

 連休中、各地のお寺を回ると、参院選の候補者の
ポスターが、お寺の前の塀に、あるいは掲示板に、
張られています。

 宗祖親鸞聖人のお言葉が掲示されていてこそ、と
思うのですが、やはり今は、選挙一色ですね。
 お寺本来の使命は何か、忘れないでねと、クギ。

 それと、福井と石川の県境、吉崎御坊を取材で
訪ねましたが、うわさに聞いていた「本願寺維持財団」
の建てた、「蓮如上人記念館、資料館」がありました。
 聞けば、入場料収入よりも、土産物の売り上げが、
収入の大半だとのこと。法話コーナーも、隅っこの方
に付け足しのように設けてあるだけ。
 まんじゅうや、せんべいを売って、本願寺を維持する
ことだけ考えた、施設であることは、明らかでした。

 しかもその売り上げも、額を知ると、えっ!?と驚く
少なさで、それじゃ、維持費も出ないんじゃないの?と
他人事ながら、気にかかります。

 近くのお土産物屋も、「あんな、でっかいのができた
もんでねえ」と、苦笑しておられました。
 要するに、親鸞聖人、蓮如上人のお名前を使っての、
土産物販売業者に、なっちゃった、と考えれば、納得
できるのです。

 ああ、本来の使命を忘れてしまうと、こういう悲惨な
ことになっちゃうんですよね。
 きのう、取材もあって、山科本願寺跡を見てきました。
 先日のNHKの「その時歴史が動いた」でも紹介された所です。
大きな土塁のあとや、蓮如上人の御廟所など、カメラに収めました。

 選挙が始まりましたので、宗門の選挙へのとりくみも、より一層
拍車がかかることでしょう。
 国民の義務として、投票をすることは、私も欠かしたことはあり
ませんが、宗門として、誰それを推薦する、それも他の布教伝道
活動よりも重視するというのは、いかがなものか、と思います。

 選挙期間中は、あまり書きすぎると、選挙妨害になるので、少し
控えますが、宗門の本来の使命を、常に忘れてはならないでしょう。

 応仁の大乱の中、生命の危機にさらされながらも、決して権力に
こびず、おもねらず、あくまで宗祖親鸞聖人の教え徹底のみに
生き抜かれた蓮如上人のご威徳を、山科の町にしのびつつ、思い
めぐらしたことでした。
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