世界の光・親鸞聖人の教えを世界に!
夢は大きく、現状には厳しい目を!
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御影堂の修復が終わり、11年ぶりとなる報恩講、そのオープニングに
あたる、お逮夜法要に、たったの2500人!?
びっくりしました。ここまで、なってしまったかと。
毎日新聞の記事からです。
<報恩講:親鸞をしのび、御影堂で--西本願寺 /京都
浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(下京区)で9日、
宗祖・親鸞をしのぶ同派最大の法要「報恩講」が始まった。
約200年ぶりの大修理が終わった御影堂(ごえいどう)
での報恩講は11年ぶり。16日までの期間中に全国から
約7万人の参拝客が見込まれている。
御影堂では報恩講の始まりを告げる「逮夜(たいや)法要」
があり、僧侶や門信徒ら約2500人が室内にぎっしりと
詰め掛けた。大谷光真門主の長男で後継者の光淳新門(32)
が導師を務め、すべての人々の救いを願った「念仏正信偈
(しょうしんげ)」を門信徒らと一緒に唱えた。【木下武】
毎日新聞 2010年1月10日 地方版>
「僧侶や門信徒2500人」とあります。
全国の僧侶が、全員出席したら、こんな数ではないはずです。
ということは、報恩講の、オープニングに、参詣していない
僧侶がいた!という驚くべき事実が、分かります。
いや、「いた!」どころではない。大半が、参詣してない!
ということです。
報恩講に参詣していない、親鸞聖人のご恩に報いようという
気持ちのない僧侶が、大半であったとは、宗門はすでに崩壊
していると言ったら、言いすぎでしょうか。
あたる、お逮夜法要に、たったの2500人!?
びっくりしました。ここまで、なってしまったかと。
毎日新聞の記事からです。
<報恩講:親鸞をしのび、御影堂で--西本願寺 /京都
浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(下京区)で9日、
宗祖・親鸞をしのぶ同派最大の法要「報恩講」が始まった。
約200年ぶりの大修理が終わった御影堂(ごえいどう)
での報恩講は11年ぶり。16日までの期間中に全国から
約7万人の参拝客が見込まれている。
御影堂では報恩講の始まりを告げる「逮夜(たいや)法要」
があり、僧侶や門信徒ら約2500人が室内にぎっしりと
詰め掛けた。大谷光真門主の長男で後継者の光淳新門(32)
が導師を務め、すべての人々の救いを願った「念仏正信偈
(しょうしんげ)」を門信徒らと一緒に唱えた。【木下武】
毎日新聞 2010年1月10日 地方版>
「僧侶や門信徒2500人」とあります。
全国の僧侶が、全員出席したら、こんな数ではないはずです。
ということは、報恩講の、オープニングに、参詣していない
僧侶がいた!という驚くべき事実が、分かります。
いや、「いた!」どころではない。大半が、参詣してない!
ということです。
報恩講に参詣していない、親鸞聖人のご恩に報いようという
気持ちのない僧侶が、大半であったとは、宗門はすでに崩壊
していると言ったら、言いすぎでしょうか。
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1月9日~16日、西本願寺では、御正忌報恩講がつとめられます。
御正忌といえば、浄土真宗・中興の祖、蓮如上人の書かれた有名な
「御正忌の御文章」があります。
「そもそもこの御正忌のうちに参詣をいたし、こころざしをはこび、
報恩謝徳をなさんとおもいて、聖人の御まえにまいらんひとのなか
において、信心を獲得せしめたるひともあるべし。また不信心の
ともがらもあるべし。もってのほかの大事なり。そのゆえは、信心
を決定せずは、今度の報土の往生は不定なり。されば不信のひとも、
すみやかに決定のこころをとるべし。」
親鸞聖人報恩講に参詣され、志を運び、聖人のご恩に報いようと
参集された皆さんの中に、信心獲得された方もあるでしょう。また
いまだ信心獲得していない人もあるでしょう。これは、もってのほか
の大事ですよ。なぜなら、信心決定(信心獲得)していなければ、
阿弥陀仏の極楽浄土へは、絶対に往けないからです。だから、いまだ
信心決定していない人は、速やかに信心決定しなさい。
はたして、その信心獲得(信心決定)ということが、今日、ご門徒
の皆さんに、伝えられているでしょうか。
先日、あるお寺の坊守さんが、私の法座に参詣されました。そこで
「信心獲得章」を拝読し、話をしておりましたら、「あのー、その、
信心獲得とは、何のことですか」と質問されました。思い切って質問
していただいたおかげで、お話ができましたから、有難いご縁では
あったのですが、寺院に住む坊守さんでも、知らなかったということ
には、あらためて驚きました。
蓮如上人が「もってのほかの大事」と仰せられたことを、よくよく
肝に銘じたいと思います。
御正忌といえば、浄土真宗・中興の祖、蓮如上人の書かれた有名な
「御正忌の御文章」があります。
「そもそもこの御正忌のうちに参詣をいたし、こころざしをはこび、
報恩謝徳をなさんとおもいて、聖人の御まえにまいらんひとのなか
において、信心を獲得せしめたるひともあるべし。また不信心の
ともがらもあるべし。もってのほかの大事なり。そのゆえは、信心
を決定せずは、今度の報土の往生は不定なり。されば不信のひとも、
すみやかに決定のこころをとるべし。」
親鸞聖人報恩講に参詣され、志を運び、聖人のご恩に報いようと
参集された皆さんの中に、信心獲得された方もあるでしょう。また
いまだ信心獲得していない人もあるでしょう。これは、もってのほか
の大事ですよ。なぜなら、信心決定(信心獲得)していなければ、
阿弥陀仏の極楽浄土へは、絶対に往けないからです。だから、いまだ
信心決定していない人は、速やかに信心決定しなさい。
はたして、その信心獲得(信心決定)ということが、今日、ご門徒
の皆さんに、伝えられているでしょうか。
先日、あるお寺の坊守さんが、私の法座に参詣されました。そこで
「信心獲得章」を拝読し、話をしておりましたら、「あのー、その、
信心獲得とは、何のことですか」と質問されました。思い切って質問
していただいたおかげで、お話ができましたから、有難いご縁では
あったのですが、寺院に住む坊守さんでも、知らなかったということ
には、あらためて驚きました。
蓮如上人が「もってのほかの大事」と仰せられたことを、よくよく
肝に銘じたいと思います。
暖冬も、温暖化もどこへやら。寒風吹きすさぶ、日本列島です。
そこで思い出したのが、親鸞聖人のこのお歌です。
「寒くとも たもとに入れよ 西の風
弥陀の国より 吹くと思えば」
阿弥陀仏のまします西方浄土の方角より吹き来たる風ならば、
いかに冷たくとも、寒くとも、どうぞたもとに入ってくれよ。
広大無辺なお慈悲で、現当二益、この世から未来永遠に救い
たもうたご恩が、より深く知らされるではないか。
関東、日野左衛門の門前で、石を枕に、雪をしとねに休まれた
時の御製と伝えられています。
そこで思い出したのが、親鸞聖人のこのお歌です。
「寒くとも たもとに入れよ 西の風
弥陀の国より 吹くと思えば」
阿弥陀仏のまします西方浄土の方角より吹き来たる風ならば、
いかに冷たくとも、寒くとも、どうぞたもとに入ってくれよ。
広大無辺なお慈悲で、現当二益、この世から未来永遠に救い
たもうたご恩が、より深く知らされるではないか。
関東、日野左衛門の門前で、石を枕に、雪をしとねに休まれた
時の御製と伝えられています。