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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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「みほとけとともに 西本願寺の時間」では、鹿児島県瑞芳寺住職で
本願寺派布教使の、平塚 真幸(ひらつか ちかゆき)氏でした。
「ひっくり返る」と題してのラジオ法話でしたが、聞いていてまさに
ひっくり返る、ような話だと思ったのは、私だけでしょうか。

 以下の箇所です。

「この南無阿弥陀仏さまが、私の心に至り届きくださいましたところ
を、ご信心とおよび申し上げます。このご信心が、人生のその先に、
お浄土へ生まれさせていただくそのままに、仏様のお覚りを開かせて
いただく、正しき因です」

ここまではよいのですが、この後です。

「ご信心が因と申しましても、ご信心がおたすけに預かるための条件
ということではありません。私のところに、お助けのお届き下さった
すがたです。抱かれてあります今が、もう既にお助けの中の人生でした」

 今、すでに、すべての人が、お助けに預かっているのでしょうか。
もうすでに、すべての人が、死ねばお浄土へ生まれさせていただける
のでしょうか。

 すでに、すべての人は助かっているのだ、と思っている人たちに、
蓮如上人は、

「十劫正覚の初より、我等が往生を、弥陀如来の定めましましたま
 えることを忘れぬが、すなわち信心のすがたなり」といえり。
  これさらに弥陀に帰命して、他力の信心を獲たる分はなし。」
                     (御文章)

とご教誡くださっています。
 このたびの、ラジオ法話は、さて、いかがでしょうか?

 もしかしたら、いつものように、本当はこうは言いたくなかった
けれども、原稿の段階で変更を命じられた、ということでしょうか?
 皆さんのご意見をお聞きしたいと思います。
 
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中日新聞の記事で、太平洋戦争で戦死した兵士の遺骨を収集する
一行に、日蓮宗の僧侶が同行し、読経し、供養などをしていると
報じられていました。いまだ回収されていない遺骨が、たくさん
戦地には遺されているそうです。

亡くなった方を偲び、その遺骨を大切にするのは、人情の発露で
あり、そうせずにおれない気持ちは、痛いほど分かります。
いっぽうで、浄土真宗のみ教えを学ぶ、私たちは、親鸞聖人が、
先祖供養を厳しく戒められたことも、熟知していなければなりま
せん。先祖供養を勧めた存覚上人を、父・覚如上人は破門された
ほどなのですから。

特に今は、夏のお盆の時期であり、そういう話題は、法事などで
も出されることがあります。
人情は人情として、教えを伝えるべきところは、しっかりと正確
に伝えて行かねばならないことは、言うまでもないでしょう。
 宗教法人・幸福の科学が、政界進出のために作った政党が
幸福実現党ですが、最初は、全国すべての小選挙区に候補者
を立てると宣言したり、一斉に大判のポスターを町中に貼ったり
など、派手な動きが目立っていたにもかかわらず、今日になって
今回の選挙からは前面撤退する、その方向で協議すると発表し、
午後の会見では、やっぱり戦いを続ける、と発表したのでした。

 あれ、れ、れ?と思った人も多いようですが、あれだけ派手な
宣伝をしておいて、いきなり撤退を言い出し、一転、やっぱり続ける
なんて、二転三転するような、そんなところに、政権を託すなんて、
危なっかしくて、できません。

 最初は、出馬しないといっていた、幸福の科学の主、中川隆、
ならぬ大川隆法サンまで、「やっぱり出馬する」と言い出した、に
至っては、なんともはや。
「幸福」とか「実現」などという言葉も、なんとも、そらぞらしく聞こえて
きます。

「火宅無常の世界は、よろずのこと皆もって、
 そらごと、たわごと、まことあることなし」(歎異抄)

 これも、そらごと、たわごとの一つ、ということでしょう。

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