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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 開会中の国会で、あの谷川秀善議員、今は自民党の参議院幹事長
でもありますが、参議院予算委員会で、質問に立ったのです!
 テレビ、ラジオで、中継もありましたから、ご覧になったり、
お聞きになったりした方もあるでしょう。国会のサイトでは、議事
は、たしか動画で見れるようになっていたかと思いますが・・・
すみません、そこはハッキリしませんが、ともあれ、浄土真宗
本願寺派が総力を挙げて応援し、当選となった谷川議員の勇姿では
ないですか。

 さて、麻生総理への質問の中で、「現状では、政権よりも、政策
ということで」「我々は、政権よりも、政策という観点で」と、
数回繰り替えしたため、横から「それ、政局よりも、政策、ですよ」
と教えてもらいながらも、さらに「ですから、政権よりも、政策を
と・・・」という感じで、質問を続け、いやあ、さすが、己が道を
貫く、外野の声には耳を貸さないで、信ずるところを一直線、という
すばらしい質問でありました。

 さすが麻生首相は、さりげなく「ええ、我が党はぁ、政局よりもぉ、
政策をということでぇ」と、やさしく言い直していました。確かに
今は自分が党の総裁であり、首相でもありますが、そこは長幼の序
といいますか、年長であります谷川議員への気遣い、というか、
心配りを見せていました。やはり、一国の総理ともなると、その気遣い
たるや、大変ですね。

 さて、谷川議員のサイトがあります。
→→谷川議員公式サイト・活動報告のページ

ココには、机の後ろに、聖徳太子の十七条憲法の額がかかっています。
宗祖親鸞聖人が「和国の教主 聖徳王」と尊敬されていますので議員も
この額をかけられ、日々精進なされているのでしょう。
「あつく三宝をうやまえ。三宝とは、仏・法・僧これなり」

まさに、たいせつにすべき、聖徳太子のお言葉です。

そしてこれは、全くの私感ですが、写真で見ると、うちの父にソックリ
なんです。もう、びっくりするくらい。
私の父は、その父が(つまり私の祖父が)浄土真宗本願寺派所属の
S光寺の門徒総代会の会長をしていた関係で、やはりお寺と縁が深く、
かといってあまり熱心ではなく、私がこの道に入ったことに、何かと
今でも意見してくれるのですが、谷川議員の写真を見ていると、今にも
私の父が、「おい、あのなあ」と、話しかけてくるようで、なーんか、
親近感を抱くのでした。
昭和9年生まれの谷川議員、私の父は6年生まれなので、そうか、歳も
近いんですね。顔も、体型も、服の好みも、どれも、余りに似ているのです。
あ、これは、余談でした。失礼しました。
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5月12日付け、中外日報の記事からです。

「●本願寺派  9日付け11面の本欄で既報のように、8日に
  開票が行われた故宮崎憲之総務の死去に伴う第一選挙区(北
  海道教区・定数1)の僧侶宗会議員補欠選挙は、「宮崎氏の
  遺志を継ぐ」として立候補した北見西組光源寺住職の丸田教
  雄氏(61)の当選が確定した。(中略)
  
  一方、199票を獲得しながら(丸田氏と25票差:筆者注)
  惜敗した脇谷暁融氏(49)は「一票一票を掘り起こしてい
  こうとした結果。私としては重く受け止めさせていただきた
  い」と、今回の選挙戦を振り返った。スタッフと手分けをし、
  選挙区内の全寺院に足を運んで、住職や寺族の声を聞くロー
  ラー作戦を展開。自らがハンドルを握って駆けた走行距離は
  6000キロを超えた。
 「大遠忌募財がどのように使われているのかについて、もっと
  積極的な情報開示が必要」「『あんのん医療保険』をなぜ、
  住職が門徒らに勧めなければならないのか。われわれは保険
  の勧誘員ではない」

  こうした声が、住職、寺族からはたくさん寄せられたという」

 かつて、このブログでも、繰り返し書きましたように、この医療
保険の契約を結ぶことによって、手数料が宗派の会計に入ってくる
ことを期待して、本願寺新報にも広告が載ったり、たびたび呼びか
けられているのですが、純粋で、真摯な住職、また寺族の皆さんは、
「住職は、保険の勧誘員ではない」
と、強く思っておられるのです。

 今回、脇谷さんは残念でしたが、ぜひ、次回こそは、当選して、
宗会の場へ、皆さんのこの切実な声を、届けて頂きたいと思います。
 がんばってください。

 なお、中外も、敢えてこの話題に踏み込んで、記事にも書いた、
という事実を、宗門は、重く受け止めなければならないと思います。
 中外はじめ、多くの世間の目も、宗門挙げての、保険勧誘には、
強い違和感を持っている、という現実を。
 17日夜、フジテレビの番組『エチカの鏡』の中で、元ひきこもりの
男性が、親鸞聖人の言葉に感激して、僧侶となり、自費で寺を建てて、
人生をリセットした、という内容が紹介されました。

 では、親鸞聖人のどのお言葉か、というところで、
「歎異抄をひらく」が画面に登場し、「善人なおもって往生をとぐ、い
わんや悪人をや」
というお言葉にスポットが当たって、自分を否定しな
い親鸞聖人の教えに感動した、と言われていました。

「歎異抄をひらく」

 ひきこもりになった頃、この男性は、周囲にとけこめない自分がいや
になり、周囲が敵に思えてきて、苦しんだのでした。ところが、親鸞聖人
のお言葉にふれ、僧侶になりたいと決意し、浄土真宗本願寺派の僧籍を
とって、千葉県習志野市に、一軒家を借りて、ここを寺院に改装したの
でした。

 ただ、門徒もなく、法話会をしても参詣者はゼロ、周りに本願寺の
書籍をポスティングしたりもしてみたが、法律的にグレーゾーンかと
思い、これもやめてしまったのでした。
「どうやって布教したらいいか、わかんないですね」
「周囲のお寺の葬式法事を手伝ったり、本山からの助成金で、なんとか
やっています」と、語っていました。
「浄土真宗本願寺派 習志野布教所 照光寺」
という名前は、何回も繰り返し流れましたが、さて、こんなかたちで
流れたことが、宗門のイメージに貢献したか?それとも、「なーんだ、
全然布教する気、ないじゃん」と、マイナスになるか?
 ご覧になった方、いかがでしたか?
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