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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 流通大手の、イオンが、葬儀も手がけていることをご存知だろうか。
すでに、24時間対応、遺族の立場に立った応対、今まで不透明と
言われてきた料金体系も明瞭にし、好評のようだ。

 イオンのお葬式(公式サイト)

 オプションを見ていくと、「各宗派の寺院を紹介します」という
ページもあり、「いくらお布施を包めばよいか」という目安も公開
されている。どんな法名、戒名ならば、いくらほどか、という相場
も明示されている。

 いままで、ブラックボックスになっていた葬儀費用も、ここまで
透明化されると、粗利50%といわれる業界も、そのままでは継続
できなくなるだろう。
 ましてや、葬式仏教、法事仏教となり果てた既成仏教寺院にとって
は、ここまでガラス張りにされては、正直、大弱りであろう。

 本来、僧侶は、法施に対する財施のみで、生きていくのが当然で
ある。それは、教主釈尊の歩まれた道であり、開山親鸞聖人の道で
ある。
「親鸞は父母の孝養のためとて、念仏一遍にても申したること
 未だ候わず」(歎異抄)
と、追善供養を否定されたのが、祖師親鸞聖人である。

 民間参入により、葬式仏教・法事仏教が、大衆の手によって
裁かれようとしています。この際、よくよく考えてみるべき問題
でありましょう。
 
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「ジッポウ」6月めどに復刊か

かつてこんな記事を書きましたが、その後、仏教総合研究所の
HPを見ても、新たな出版事業は、出ておりません。
平成20年の第7号で止まったきり、とうとう復刊しなかった
ようです。

『本多隆朗総務は答弁で、
 「内容を改め、ページ数を減らし、手ごろな価格に設定する」
 と述べています。』

と中外は報じたのですが・・・。

さて、その仏教総合研究所とは、何ぞや?事業内容としては、

* 1. 首都圏を中心とした、現代思潮と宗教に関する多角的な調査研究
* 2. 定期的な出版物刊行
* 3. インターネットによる情報の受発信
* 4. 葬送儀礼に関する研究と対策
* 5. 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

こうあるのですが、実際にやっているのは、プロジェクトダーナ
の活動くらいでしょう。
老人ホームに行って1時間ほど、お年寄りの話を聞いてくる、
「傾聴ポランティア」ですが、高額の予算、多くの人材と時間
をかけて、さて、いかほどの成果になるものか。
ホームページを見ていても、およそ親鸞聖人の教えを伝える、
教団本来の目的からは、程遠いと、思わずにおれません。
先日書きました、西本願寺と門前町展について、地元京都新聞でも
紹介していました。ちょっと辛口かな。

西本願寺と門前町の100年たどる
     下京で12日から写真展


 本文には、こんな表記があります。

<来年4月に迎える大遠忌について、広く一般市民にも知らせていくのが狙い。>

<西本願寺では「門前町の活性化も大きなテーマの一つ。昔を振り返りながら、
 地域と一体となって盛り上げたい」と話している。>

 中日新聞にあったコメントと、若干ちがう角度でとりあげています。

「活性化」とか「かつてのにぎわい」「昔を振り返り」などと言い出したら、
すでに活力を失っている証拠です。

平成6年に、「世界遺産」と認定されている西本願寺。

大辞林によれば、

「遺産: (1)死んだ人の残した財産。
      所有権・債権などのほか、債務も含まれる。
     (2)前代の人が残した業績。        」

と説明されています。なるほど。
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