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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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「独生独死 独去独来」
・・・一人生まれ、一人死ぬ
   一人来たから、一人で去っていく

お釈迦様は、すべての人は、生まれてから死ぬまで孤独であると
おっしゃっています。家族、友人など、肉体の連れはありますが、
魂の連れ、心の友がいないのだと。

「みほとけとともに 西本願寺の時間」では、藤田哲史氏が、
『女性専用車両』と題して、話をされました。
 例によって、結論部分は、また上層部のチェックが入ったので
しょう、本人は、もっとハッキリ言いたかったことが言えなくて、
十劫異安心の話で終わっていますが、
前半は、なかなか描写もいいし、身近で、分かりやすくて、クスッ
と笑いも誘う、いいお話でしたよ。

 遅刻寸前で、飛び込んだ電車が、なんと「女性専用車両」だった
もんで、冷や汗、冷や汗。次の駅までが、長かったこと、長かった
こと。ほんと、えらい目にあいました、という話です。

 誰にもわかってもらえない、心が一人ぼっち、ということは、誰
しも感ずることがあります。

「弥陀五劫思惟の願をよくよく案ずれば、
 ひとえに親鸞一人がためなりけり
 されば若干の業を持ちける身にてありけるを
 助けんと思しめしたちける本願のかたじけなさよ」
                (歎異抄)

 その私を、未来永劫の幸せに救い摂る、と誓われた、阿弥陀如来
の本願に、摂取せられるところまで、一日もすみやかに、聞きぬか
せていただきましょう。

 藤田氏のこのエピソード、法座かどこかで紹介させていただくかも
知れません。よろしくお願いします。
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歩く人
本願寺新報に掲載された「みんなの法話」、ネットでも
読めますが、奈良県の西光 義秀氏の「いつでも どこ
でも だれでも」が掲載されていました。

 →全文へのリンクはこちら!

そのラストの部分に、こう言われています。

「何よりも、"わが名を称えよ"と阿弥陀さまがよび続けられ、
 願い続けられているのです。そのおこころを、とことんまで
 聞かせていただくのが聴聞なのです。」

 「とことんまで聞かせていただくのが聴聞」とのこと。
 とことんまで、とは、どこまでなのか。
 そこを、親鸞聖人のお言葉で、聞かせていただきましょう。

「聞というは、衆生、仏願の生起本末をききて疑心あることなし。
 これを聞というなり」(教行信証信巻)


ここは、本願成就文の「聞其名号」の聞について、述べられた
ところです。

衆生とは、私たち、すべての者です。
仏願とは、阿弥陀仏の本願のことです。
生起とは、生まれ起こされた、ということで、阿弥陀仏が本願を
建てられた、ということです。
その本末とは、もとから、末まで、です。

 なぜ、阿弥陀仏は、本願を建てられねばならなかったか、
そのもとから末まで、聞かせていただいて、それに「疑心ある
ことなし」疑いの心、あることなし、となったことを、「聞」と
いうのだ、と仰せです。
 「あることなし」ですから、今、一時、なくなるだけでなく、
ずっとないこと、金輪際なくなったことを、「あることなし」と
言われているのです。

 ゆえに、浄土真宗では、「聞」とは「信」のことであり、故に
正信偈では、「聞信如来弘誓願 如来の弘誓願を聞信すれば」
言われています。

 では、その仏願の生起本末とは、どういうことか。
 折を見て、また書かせていただきたいと思います。
西本願寺公式サイトより「お茶所で入仏法要」の記事

 あのー、この言葉遣いは、正しいのでしょうか?
<「お茶所」で入仏法要がお勤まりになりました。>
そもそも、「入仏」とは、どういうことか?
「お勤まりになる」とは、日本語としてどうなのか?

 まあ、きれいになったお茶所で、けっこうなことですが、
文章として、どうなんでしょうねえ。

 今日は、ちょっと、細かいネタでした。
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