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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 東京都板橋区で、タワークレーンが落下事故を起こし、2人が死傷しました。
FNNのニュースからです。
東京・板橋区クレーン落下事故
 「留め具」取り外しなどクレーンの解体作業中に落下


 <東京・板橋区のクレーン落下事故で、クレーン本体を支柱に固定する
 「留め具」を取り外すなどして、クレーンの解体作業が行われている最中
 に落下していたことがわかった。
  この事故は3日午前、板橋区のマンション建設現場で、タワークレーン
 が作業台ごと落下し、解体指導員・佐藤新悦さん(45)が死亡し、作業員・
 羽立幸広さん(40)が重傷を負ったもの。>

全く同じではありませんが、クレーン車の横転とか、トレーラーの事故とか、
同じような重機の事故が、このところ続いています。
 二つばかり、記憶に新しいところから。



 作業手順を守っていたのか、慣れや油断はなかったか、同じ事故を繰り返さ
ないためには、どうすればよいか、徹底的な検証と、改善が望まれます。

 そしてこれは私たちも同じで、失敗には必ず原因があるのですから、そこを
十分反省し、同じ原因を作らぬように、努力していきたいと思います。
 善因善果、悪因悪果、自因自果は、宇宙の真理、仏法の根幹なのですから。

 たとえば、大きな法要で、混乱はなかったか。参詣者から苦情はないか。
老若男女、大いに混雑しますし、初めてお参りされた方など、勝手が分からず、
「トイレはどこ?」「靴はどこに置いたかしら」「一緒にお参りした人が
見つからない」など、もしかしたら、「こんなことなら、もうお参りしたくない」
と思われた方など、なかったか。アンテナを高くして、情報を集め、改善が必要
でしょう。
 ましてや、「だんだん、参詣者が減っている」ということになれば、そこには
必ず原因があるはずです。それを、よくよく見極める努力が必要でしょう。

 「また、クレーンの事故か」と、他人事と眺めず、すべてのことを自身が
向上するための糧としていきたいものです。
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<楽しいはずの修学旅行が一転 山口・秋芳町>

 山口県の秋吉台といえば、日本最大のカルスト台地、近くには有名な
鍾乳洞である、秋芳洞もあり、私も、中学の修学旅行で行きました。今
でも自宅には、秋芳洞のポスターが、色あせたまま、飾ってあります。

 その秋芳町のホテルに宿泊していた、大阪府高槻市から修学旅行に
来ていた小学6年生、引率の先生、同行したカメラマンや看護師などが、
一酸化炭素中毒で病院に20人以上搬送され、うち一人は、残念ながら
亡くなられました。
 一生の思い出となる、楽しいはずの修学旅行が、一転、悲しい旅とな
ってしまいました。

 現場に刺激臭はなかった、といいますから、おそらく何の前触れもなく、
ガスが忍び寄り、20数人の呼吸器を襲ったのでしょう。
 救助に向かった消防隊員まで、倒れたといいますから、無常の風の
恐ろしさを知らされます。

「死は、前からばかりくるものではない。死は後ろからもやってくる」
とは、『徒然草』(吉田兼好著)の一節ですが、前や後ろだけでなく、
上からも下からも、無常は容赦なく、やって来ます。

「呼吸のあいだ、即ちこれ来生なり。ひとたび人身を失えば、万劫にも
かえらず。このときさとらざれば、仏、衆生をいかがしたまわん。願わ
くは深く無常を念じて、いたずらに後悔をのこすことなかれ」
                        (教行信証)
・・・吸った息が吐けなければ、吐いた息が吸えなければ、もう後生。
 命失えば、仏様とて、どうしようもありません。深く無常を念じて、
 決して、後悔を残すことのないように・・・。

 親鸞聖人のお言葉が、胸にしみます。

 そしてこれは決して他人事ではなく、我が身にもいつか襲い掛かって
くる現実です。

「されば、人間のはかなきことは、老少不定のさかいなれば、誰の人も
はやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏を深くたのみまいらせて、
念仏申すべきものなり」
                        (白骨の章)

・・・老人も若者も、関係なく、無常の風は襲い来る。だから、皆さん
 どうか、一大事の後生を心にかけて、弥陀に救われるところまで聞き
 抜いてもらいたい・・・
 蓮如上人も、無常を念じ、後生の一大事を心にかけて、仏法を聞けと
仰せです。
 一座、一座が、二度とない尊いご縁です。真剣に聞かせていただきた
いと思います。
 新型インフルエンザは、一段落とも聞く一方、新潟や山梨、
愛知と、新しい感染者が見つかる県もあって、なかなか尾を
引いています。
 その影響で、関西方面への修学旅行をキャンセルした学校
も多いと聞きます。観光でもっている京都などは、大変だと
思います。
 そのあおりか、どうかは分かりませんが、西本願寺のお隣、
宿泊施設である「聞法会館」のむこう3ヶ月の予約状況を見
てみると、けっこう空きが多いのです。
 春や秋のシーズンだと、ほぼぎっしり満室なんですけどね。
特に、7月半ばの宵々山、宵山の頃とか、8月のお盆のあた
りとか、でも、まだ空室あり、なんですね。

 すでにして、かつての参拝者用の宿泊施設だった「詰所」
が、軒並み倒産し、姿を消していく中で、聞法会館も同じ道
をたどるのでしょうか。
 北陸門徒で知られる、富山県のKNB北日本放送テレビが
「となみ詰所」という特番をやっていましたが、その中でも、
この問題が取り上げられ、そもそも泊りがけでご本山へ行く
人がいない、来ても観光が中心だから、もっと別のホテルへ
泊まってしまい、詰所には来ない、仕方なく、ビジネスホテル
に鞍替えした詰所もある(滋賀の伊賀詰所等)、などと報じら
れていました。

 せっかく、多額の浄財を投じて建てられた「聞法会館」が、
経営破たんなんてことにならないように、願いたいです。
 いや、そもそも「聞法」会館なんだから、御法を聞かせて
いただく会館として、もっと活用すべきではないかと愚考します。
 みなさん、いかがでしょう。
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