７５０回忌法要を中止して

関西地方の、とある浄土真宗末寺の、

門徒総代をされているＳ・Ｈ氏から聞きました。

「東北関東大震災がおきたので、

　そちらの復興を支援に行くことになり、

　自坊での７５０回忌法要を中止しますと、

　住職から案内がありました。

　これって、何か、おかしくないですか？」

氏が言われるには、

「こういうときにこそ、御門徒に

　諸行無常の真実と、

　弥陀の本願まことを

　伝えるべきだと思うのですがね」

まったく、その通り、私も同感です。

せっかくの布教のご縁をとりやめるとは

理解できないことですね。

もちろん、復興支援は悪いことではありませんが。

希望の火

　大震災から９日たって、救助された方がありました。

　日々悲しくつらい情報ばかりが流れる中で、このニュースは

「希望の火をともしてくれました」と、ある人が語って

いました。

　つらい、苦しい日々の中でも、何か希望の火があれば、

人は、立ち上がることができます。

　「苦悩の根元を解決し、よくぞ人間に生まれたものぞと

　　生命の歓喜を獲ることができますよ」

　親鸞聖人は、生きる目的を、このように明らかにして

下さっています。

　苦しくとも、なぜ、生きねばならないのか。

　大震災に遭った人にも、そうでない人にも、全人類に

向かって、親鸞聖人は、それ一つを叫んでいかれました。

　今、私たちが伝えねばならぬのは、まさにこのことでしょう。

希望の火

　大震災から９日たって、救助された方がありました。

　日々悲しくつらい情報ばかりが流れる中で、このニュースは

「希望の火をともしてくれました」と、ある人が語って

いました。

　つらい、苦しい日々の中でも、何か希望の火があれば、

人は、立ち上がることができます。

　「苦悩の根元を解決し、よくぞ人間に生まれたものぞと

　　生命の歓喜を獲ることができますよ」

　親鸞聖人は、生きる目的を、このように明らかにして

下さっています。

　苦しくとも、なぜ、生きねばならないのか。

　大震災に遭った人にも、そうでない人にも、全人類に

向かって、親鸞聖人は、それ一つを叫んでいかれました。

　今、私たちが伝えねばならぬのは、まさにこのことでしょう。