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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 西本願寺のWEB法話が更新され、梯 實圓・本願寺派勧学の
お話が掲載されています。
 今回は法然上人のお言葉が紹介されたあとで、こう結ばれて
います。

「私どもも、いたずらに迷いを深くするような知識の量の多さ
を目指すよりも、まず常に私を真実へと呼び覚ましてくださる
阿弥陀如来さまのご本願を聞き、お念仏に立ち返ることによっ
て、自分にも、他人にも、惑わされることのない信心の智慧を
開いて頂くことが大切だと思います」

末尾に明言されていますように、「信心の智慧を開いて頂くこ
とが大切だ」
という結論であります。

すでに、みな、信心の智慧を開いた人ばかりならば、「開いて
頂くことが大切だよ」
と勧める必要はありません。
まだ、開いていない人があるから、「開いて頂くことが大切だよ」
と、勧めなければならないのでしょう。

さて、そうなると、ではそもそも「信心の智慧を開いて頂く」
とは、どういうことなのか。俄然、知りたくなります。
それほど大切なことであるならば、ぜひとも「信心の智慧を開いて
頂く」とは、こういうことだと、明らかにして頂きたいと思います。

期待しております。
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 熊本が誇る若きエース、木下明水クンのWEB法話、二週目の
テーマは、「方法を聞くのではなく、いわれを聞く」と題して、
「大無量寿経には、私を救わんがために阿弥陀様がして下された
ご苦労が説かれている」と、なるほど、よく分かる話です。
 さらには、一日どのくらい腹を立てるか、数えてみた、という
話も、なかなかおもしろかったですよ。
 何しろ、このように、聞いている人が、よく分かる話でないと、
せっかく話をしても、時間のムダですよね。話す方も、徒労にお
わっては、もったいないことです。
 明水クンの名前は「明鏡止水」の四字熟語から取られただけあ
って、最初から最後まで、スキッと通る筋があったように感じま
した。
 そこで、欲を言えば、「南無阿弥陀仏が、声の仏となって、私
たちにとどいてくださる」というところ、ここをもう一歩進んで
明快にしてもらうと、有り難かです。
 というのは、「届いてくださる」とは、「すでに届いている」
のか、「まだ届いていないけど、いつか必ず届く時が来る」という
ことか、いずれか、ということです。
 「もう、届いていますよ」といわれても、自分に届いたという
自覚もないし、自分の心は何も変わっていない、これでは、
「真実の浄信は億劫にも獲がたし」億劫にも獲がたい真実の信心
を今、獲たぞ・・・とおっしゃった祖師のお言葉に合致しません。
 「いや、どれだけかかろうとも、いつか必ず、届いてみせる。
そして、必ず救う」という、三世を貫くお誓いなのか、それなら
ば、今はまだ苦悩にあえぎ、迷いを重ねる私だけども、こんな私
を見捨てることなく、何とか助けんとご苦労なさっておられる、
ということで、理解もできます。
 常に、明快に、み教えを説き切る木下クンならばと、期待して
いますよ。
 日本経済新聞をお読みの方は、お気づきのように、今日30日の
土曜朝刊から、劇画「結い 親鸞」(ゆい しんらん)の連載が
スタートしました。
「子連れ狼」の小池一夫氏の原作、鈴木敏太氏の絵で、「宗教者
親鸞が、いかに自己の信仰を打ち立てたのか」を描く、壮大な
歴史絵巻、だということです。

 劇画といえば、昔、バロン吉本の「親鸞」は、もうメチャクチャ
な展開で、古本屋に叩き売ろうとしたら、「こんなのは、誰も
買いません」と、引き取ってももらえなかった、とも聞きました。
 あんなことにならないように、小池先生、期待していますよ!

 ただ、言葉尻をとらえるようですが、「自己の信仰を打ちたてた」
というのは、気になります。自己で打ち立てる信仰ではなくて、
弥陀より賜る他力信心ですから、そこはお間違えなきように。
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プロフィール
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64
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男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
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