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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 昨晩の勉強会で、四国・讃岐、今の香川県の方とお会いしたので、
讃岐の有名な、庄松同行のことで、話が盛り上がりました。
 庄松さんの、よく知られた、こんなエピソード。

 あるとき、友達が、たずねました。
「庄松さん、死んだら地獄に堕つる、後生の一大事があるとか、
阿弥陀如来に救われたら、死ねば極楽浄土へ往けるとか、アンタ
言われるが、地獄や、極楽は、ホントにあるのかい?」
 庄松同行、答えて、
「もちろん、あるわい」
 友達は、疑惑いっぱいの顔で、
「じゃがなあ、ワシは、この眼で、しっかりと見たものしか、
信じないんじゃ」
 すると、庄松さん、顔色一つ変えず、直ちにこう切り返しました。
「あの山の向こうに、阿波があるぞ!」
   (※阿波・・・今の徳島県)

 さすが、信心喜ぶ身となった、庄松さんならではの、当意即妙の
切り返しですね。さて、おわかりになりました?
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ところで
この場合、山は何を表しているのでしょうか?
NONAME 2009/06/23(Tue)16:08:54 編集
NONAME様へ
山は、阿波への視界をさえぎるものです。
管理人 2009/06/24(Wed)10:13:40 編集
ちなみに
地獄、極楽への視界をさえぎるものは何なのでしょうか? また、この「ワシは、この眼で、しっかりと見たものしか、信じないんじゃ」という男はどうしたらいいのでしょうか? いまいちよくわかりません。
NONAME 2009/06/24(Wed)22:34:16 編集
再度NONAME様へ
二つの質問にお答えします。

・「山に遮られて、阿波が見えない」とは、

    死後の地獄、極楽を、私たち凡夫の智慧では、
    見ることができない、ということです。

・では、この男はどうしたらよいのか

    そんな不完全な凡夫の智慧で、「見えるものしか信じない」と
    言っていることの愚かさに気づくべきでしょう。
    そして、弥陀に救われ仏智をたまわって、未来を見通せる身に、
    早くなってもらいたい、ということです。

 最後に、未来の往生をハッキリと仰せられた、親鸞聖人のお言葉を
挙げておきます。

「この身は今は歳きわまりて候えば、定めて先立ちて往生し候わんずれば、
 浄土にてかならずかならずまちまいらせそうろうべし。」(末灯抄)

「わが歳きわまりて、安養の浄土に還帰す」
            (御臨末の書)
管理人 2009/06/25(Thu)10:31:35 編集
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