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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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11月22日付け、中外日報の記事です。
住職の本音と、宗派の現状がよくわかります。

「大谷派 全国いっせいに門徒戸数調査」

 真宗大谷派で15日、全国一斉に取り組む門徒戸数調査の実施日を
迎えた。調査結果は、宗派経常費募財の約6割を占める「御依頼」を
教区に割り当てる際の基準に反映される。これまで外からは見えにく
かった募財の割当基準を、より公平なものにしようとする初めての試
み。調査票に門徒数を書き込む住職らの反応は・・・。

(以下は、住職の声をひろってみます)
 「10~20年先を見越して調査票に記入すればよいのか、現況を
  そのまま書けばよいのか」(能登教区の住職)
 「昭和の頃と比べると、門徒の数は2,3割は減った。いつまで、
  この相続講制度が続くのか」(同)
 「記入した門徒数に基づいて、寺院への割当額が決められるのでは
  という誤解が根強い」(名古屋教区の住職)
 「記入すると、募財の割当額が増えると思っている住職が多い」
  (岡崎教区の住職)
 「正直に調査に協力しましょう、という呼びかけあった」(同)
 「あの家は、うちが月参りしているが、あなたの所の門徒だから、
  記入漏れがないように、と確認しあう場面もあった」(同)

 本山からの調査に対し「正直に」と注意を喚起せねばならぬとは、
なんとも悲しい、現状です。本山は、末寺を信頼しておらず、末寺も
本山にしたがっていないのですから。

 月参りにいって、お布施はもらうけど、門徒としてはそっちだから
そっちの数に加えよ、というのは、あからさまな割当逃れでしょう。
そこまでして、金が欲しいのでしょうか。
 いえ、「名利の大山」に迷惑しているのは、もちろんでしょうが、
布施の行に生きねばならぬ僧侶が、あまりに情けない発言です。

 さらには、こんな内幕を、べらべらと、中外の取材に恥ずかしげも
なくしゃべってしまう、住職の厚顔無恥も、付ける薬がありません。

 宗派の門徒数の実態が、白日の下にさらされるのが、そんなに怖い
のでしょうか。大谷派さん。
 いや、これらの記事、発言で、もうじゅうぶん、恥はさらしていま
すけどね。
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