宗祖親鸞聖人大遠忌の高札は掲げられたが

　いよいよ始まりました。「辛口！真宗時評」
　京都・堀川六条では、西本願寺の門前に「宗祖親鸞聖人７５０回大遠忌」
の大きな高札が掲げられました。また、「本願寺新報」では、７００回忌
が、いかに盛況だったかが、写真で紹介されています。
　しかし、蓮如上人は仰せです。
「真宗の繁昌というは、人の多く集まり、威の大なることにてはなく候。
　一人なりとも信をうるが、真宗の繁昌に候」（聞書）
　行事の規模を誇り、参詣者の数を追い求めることが、はたして真宗の
繁昌といえるのか、と、厳しくいましめておられます。
　すでにして、ご門主は、「我が宗門は、長期低落傾向にある」と、激
しい危機感を表明されていることは、「中外日報」で既報の通り。
　７００回忌の盛況ぶりをあまりに今、報道しすぎると、７５０回忌で
の凋落ぶりが、きわだってしまいませんか？
　それよりも、宗祖のみ教えを、明らかに示し、真実の信心を鮮明にす
ることこそ、急がねばならないことではないでしょうか。
　心ある宗門の皆さんとともに、真宗の未来のため、考えていきたいと
思い、このブログをスタートさせます。
　どうぞ、よろしく！　　　　　　　　　　　　　　　==TAXI==