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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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人気漫才コンビの、有名なギャグに、
「そんなこと言われたら、往生しまっせえー」
というのがあります。

お客さんは、ここで大笑いとなるのですが、
私達は、笑っておれないところです。
「往生」というのを、「困った」とか「弱った」
という意味で誤用しているからです。

他には「隣のおばあさん、今朝、往生したそうだ」
とか「弁慶の立ち往生」のように、「死んだ」
ことを、「往生」と言っております。

これは、全くの間違いです。
字を見ても判りますように、「往生」の「往」は
往く、という字であり、「生」は生まれるという
ことですから、「困る」とか「死ぬ」という意味は
どこにも、見当たりません。
それどころか、その反対です。

「若不生者のちかいゆえ
 信楽まことにときいたり
 一念慶喜する人は
 往生必ず定まりぬ」(浄土和讃)

親鸞聖人は仰せです。この「往生」を、「困る」とか
「死ぬ」という意味で読んだら、たいへんな間違い
になることは、明らかです。

「往生」の語源は仏教にあるのですから、特に
親鸞聖人の教えにおいては、極めて重要な仏語
ですから、その誤用を正し、正しい意味を明ら
かにしなければならないと思いました。

なお、「往生」の正しい意味について、こちらなど
参考にされてはいかがでしょうか。
親鸞聖人の「体失不体失往生の諍論」について
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