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17日付けの中日新聞に、お釈迦様の「四十二章経」のお言葉が
紹介されていました。
「汝の寿命はいくばくぞ」
「阿吽の呼吸の間でございます」
(四十二章経)
お釈迦様がある時、お弟子に質問されました。命の長さは、
どのくらいだと思うか。
あるお弟子は、一週間でしょうか、と答え、次のお弟子は、
一日でしょうか、と答えたが、お釈迦様は満足されませんで
した。
そして、一人のお弟子が「呼吸する間しかありません」と
答えると、はじめてお釈迦様は「そのとおり」と答えられま
した、というお話が、紹介されていました。
「出息入息 不待命終」
出る息は、入る息を待たずして、命終わる
吸った息が吐き出せなかったら、吐いた息が吸えなかったら
もう死であり、後生なのです。
吸う息、吐く息が、後生とふれあっているのです。
先日、陶芸を楽しんでいた人が、一酸化炭素中毒で、イスに
腰掛けたままの姿勢で亡くなられたニュースがありました。
ふっと吸い込んだ息が、最期となってしまったのでした。
釈尊の仏説を目の当たりにし、慄然とする想いでした。
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