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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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東海方面の方なら、今朝の中日新聞一面で、ご覧になったと思います。

<同朋大など3大学統合 学生減少で合理化>

 同朋大(名古屋市中村区)、名古屋音楽大(同)、名古屋造形大
(愛知県小牧市)の三大学を経営する同朋学園(名古屋市中村区)
 は、2012年度を目標に統合し、一つの大学として再出発する
 ことを決めた。新大学の名称は「同朋芸術文化大」とする予定。
 名古屋造形大のある小牧キャンパスは将来閉鎖する方針で、学
 園は小牧市から撤退する。
 (中略)
 少子化の影響などから三大学は学生数の減少が続き、いずれも
 定員割れしている。都心にキャンパスを集約することで志願者増
 を目指す。統合でキャンパスの維持費や事務部門などを合理化し、
 経費の節減も図る考えだ。>

もともと、同朋大学というのは、どういうものか、同大学のHPで
確認してみました。

<同朋大学は,住田智見師を学祖とする「真宗専門学校」を前身と
 する大学で,親鸞の教えに基づく「同朋精神」を建学の精神とし
 て,「共に生きること」を学び,真の人間育成をめざす大学です。

 1826年 名古屋東本願寺掛所内に「閲蔵長屋」開設
 1907年 「名古屋仏教図書館」開設
 1908年 「尾張中学校」として一般学校化する
 1921年 「真宗専門学校」設立
 1950年 新制大学令により大学に昇格
     「東海同朋大学」仏教学部仏教学科
 1959年 「同朋大学」と名称変更             >

もともとは真宗の教えを学ぶところから、教育、社会福祉、音楽、
造形芸術、などなどと、かなり手を広げた総合大学へとなっていった
のが、現在の「同朋学園」でした。

一応、学園設立の精神には「親鸞聖人の教えにもとづき」と謳われて
いますが、真宗大谷派の説く教え自体が、すでに親鸞聖人の教えとは
かけはなれ、浄土真宗とは全く異なるものになってしまった(あっ、
だから「浄土真宗」じゃなくて「真宗」になっているのか・・)ので
いわば建学の精神そのものが、すでに崩壊してしまっているのです。
単なる少子化で学生数が減少した、と表面的な分析をしているだけで
あっては、改善は程遠いでしょう。

そういえば、「テレビが出てきたから、誰も寺に説教聞きに来ない
ようになったのだ」と文句言っていた僧侶がいました。
説教を、娯楽程度に考えていたのか。
自身の説く話に、何の魅力もなくなったからだとは、ついぞ思え
なかったのでしょう。

こういうのを「縄をうらむ泥棒」というのでしょうね。
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無題
浄土真宗から真宗になったのは、明治時代に浄土宗に配慮してそのような名称にするように指導があったからです。
しかし本派だけはそれに従わず浄土真宗のままで通したまでです。
別に教義的な理由があったからではありません。
NONAME 2010/06/11(Fri)13:34:04 編集
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