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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 さて、議会では、さまざまなやりとりがありました。
 ちょっと、拾っていきましょう。

 武田昭英議員の、質問でした。

「門徒であれば会費や寄付を要求される。
 門徒でなくても聴聞できるし、寺に依頼しなくても葬儀社にたのめば
 僧侶のあっせん、僧侶抜きの葬儀や法事の手配もできる。
 門徒であるメリットは何か?どう答えればよいか」

 うーん、スルドい質問です。
 当局が、返答に困っていると、さらに、同議員は迫りました。

「寺檀制度の名残や親類縁者のしばりの中で維持されてきた良き時代の
 ぬるま湯につかってきた報いがこれから押し寄せてくるにちがいない」

との指摘。いや、それちょっと違うでしょ。「歎異抄」にもあるではない
ですか。

「ひとえに弥陀の御催しにあずかりて、念仏申し候」(第六章)

 ひとえに弥陀の願力によって御同行は集い、ともに力合わせて聞法し、
有縁の人々に伝えてきたのです。
 それを、国家の定めた制度や、血縁のしばりで集まっていたなどと
思っているから、それを再構築しようという活動の方向が、誤ってくる
のではないですか。

 その証拠に、最後には、こう切り込んでいます。

「安易な賦課金の値上げなどに頼らず、あんのん医療保険
 の加入奨励などで、新たな財源の確保に努めるべきだ」

 武田サン、最後の最後で、とんだ大間違いですよ。聖人の説かれた無上の
妙法、弥陀の本願を徹底する、唯一無二の宗門の使命を忘れて、
「まずはお金」
とは、何とも情けない。
 そんなことでは、お金も集まらない。(皮肉です)
 法施のないところに財施のあろうはずがありません。

 その傍証に、財施ではないけれど、あんのん医療保険の、現在の加入者数
は1516件。これ、全然伸びていないのです。

「教えの徹底より、まずはお金」

 こんな宗門の現状を、心ある人は、怒りとも悲しみをもって、注視して
いることでしょう。
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