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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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時計

17日付けの中日新聞に、お釈迦様の「四十二章経」のお言葉が
紹介されていました。

「汝の寿命はいくばくぞ」
「阿吽の呼吸の間でございます」
         (四十二章経)

 お釈迦様がある時、お弟子に質問されました。命の長さは、
どのくらいだと思うか。
 あるお弟子は、一週間でしょうか、と答え、次のお弟子は、
一日でしょうか、と答えたが、お釈迦様は満足されませんで
した。
 そして、一人のお弟子が「呼吸する間しかありません」と
答えると、はじめてお釈迦様は「そのとおり」と答えられま
した、というお話が、紹介されていました。

「出息入息 不待命終」
 出る息は、入る息を待たずして、命終わる
 吸った息が吐き出せなかったら、吐いた息が吸えなかったら
もう死であり、後生なのです。
 吸う息、吐く息が、後生とふれあっているのです。

 先日、陶芸を楽しんでいた人が、一酸化炭素中毒で、イスに
腰掛けたままの姿勢で亡くなられたニュースがありました。
 ふっと吸い込んだ息が、最期となってしまったのでした。
 釈尊の仏説を目の当たりにし、慄然とする想いでした。
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無題
上記の「出息入息 不待命終」は、どの経典からのことばでしょうか?

出所をご存じでしたら、是非教えて頂けますか?
教えて下さい。 2009/10/23(Fri)16:44:23 編集
返信
経典名は、記憶が不正確ですが、四十二章経だったと思います。
間違っていたらすみません。
近くでは、『歎異抄』に
「人の命は出づる息は入る息を待たずして終ることなれば」(歎異抄16章)
とあります。
管理人 URL 2009/10/23(Fri)22:30:43 編集
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