忍者ブログ
世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
[590]  [589]  [588]  [587]  [586]  [583]  [585]  [584]  [582]  [581]  [579
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

稲穂
 この秋とれた新米を、ご門徒からいただく季節となりました。
「仏様にお供えしてください」
そういって、ご門徒の皆さんは、持って来られます。
 そのお志は、如来聖人へであり、それを、私たちは、仲立ちと
して、お預かりするだけであります。
 とはいえ、頂いたたくさんの新米で、お仏飯をお供えするだけ
でなく、実際には、寺の者で頂くことになります。
 ここから、寺で育った者は、よく「お仏飯で育った者」という
言い方をされます。

 ここには、極めて重大な意味があると思います。
 弥陀の願心、宗祖の御心を、正しく伝えて下される方への皆様
からの尊い財施に対して、お仏飯で育った者は、法施でおかえし
しなければならない責任があります。
 頂くものだけ頂いて、果たすべき責任を果たしていない、これ
では、本当に申し訳ないことです。
 では、宗祖親鸞聖人の教えを、ご門徒の皆様に、正しく徹底し
ているだろうか、と反省したとき、不甲斐なさに、申し訳ないと
いう心ばかりが出てまいります。

 門徒数の多いのを自慢する僧侶があったとき、香樹院師は、
「私は、わずか七軒の門徒の教化が、なかなかできないで、
 申し訳なく思っております」
とおっしゃいました。
 お仏飯で育ったものとして、師と同じように、親鸞聖人の
御心をいかにして正しく伝えていくか、日々、全力を挙げた
いと思います。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
忍者アド
このブログの中を検索できます
最新コメント
[02/07 NONAME]
[05/14 管理人]
[05/13 リーズル]
カウンター
アクセス解析
バーコード
このブログを携帯でご覧になる方は このコードを読ませてください。
プロフィール
HN:
TAXI
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
趣味:
音楽・映画・地図を眺める
忍者ブログ [PR]