世界の光・親鸞聖人の教えを世界に!
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「みほとけとともに」高木良章氏、今回の話で、気になったところです。
はじめに、正信偈の「摂取心光常照護」のお言葉を示されて、縷々述べら
れた最後に、
「如来様は、離れて見ておられるのではないのです。
私とひとつ、一体になって下さるのです。
だから、救われることに間違いないのです」
と結んでおられます。
十方衆生すべてを、摂取の心光が照護しておられるのですか。
それとも、いまだ照らされていない人も、いるのですか。
照護されている人は、おっしゃるとおり、「救われることに間違いない」
方であります。
しかし、いまだ「摂取の心光」に照護されていないとしたら、一大事では
ありませんか。
「金剛堅固の信心の さだまるときをまちえてぞ
弥陀の心光摂護して ながく生死をへだてける」
信心さだまった一念に、弥陀の心光が摂護してくださるのだと、祖師は
仰せであります。その一念で、未来永劫の浮沈が決まるのですから、この
一念について
「たのむ一念のところ、肝要なり」
と蓮如上人も仰せであります。
かんじんの、その信心さだまった一念、「たのむ一念」について、氏は
まったく述べておられない。
いえ、時間の制約があることは、承知しておりますが、「肝要」を抜か
してしまっては、浄土真宗にはならないと思うのですが、いかがでしょう?
はじめに、正信偈の「摂取心光常照護」のお言葉を示されて、縷々述べら
れた最後に、
「如来様は、離れて見ておられるのではないのです。
私とひとつ、一体になって下さるのです。
だから、救われることに間違いないのです」
と結んでおられます。
十方衆生すべてを、摂取の心光が照護しておられるのですか。
それとも、いまだ照らされていない人も、いるのですか。
照護されている人は、おっしゃるとおり、「救われることに間違いない」
方であります。
しかし、いまだ「摂取の心光」に照護されていないとしたら、一大事では
ありませんか。
「金剛堅固の信心の さだまるときをまちえてぞ
弥陀の心光摂護して ながく生死をへだてける」
信心さだまった一念に、弥陀の心光が摂護してくださるのだと、祖師は
仰せであります。その一念で、未来永劫の浮沈が決まるのですから、この
一念について
「たのむ一念のところ、肝要なり」
と蓮如上人も仰せであります。
かんじんの、その信心さだまった一念、「たのむ一念」について、氏は
まったく述べておられない。
いえ、時間の制約があることは、承知しておりますが、「肝要」を抜か
してしまっては、浄土真宗にはならないと思うのですが、いかがでしょう?
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