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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 ダイヤモンド社から、宗門が期待する新季刊誌「ジッポウ」が
発売された。
 タイトルは、「十方衆生」に由来するが、先行する「とどろき」
が(T企画刊)「正覚の大音 響流十方」からその名をとってい
るので、ちょっと悔しいけど「二番煎じ」と言われそう。
 発行部数は、創刊号で、3万5千部。これは3ヶ月ごとの発刊
だから、1ヵ月では1万少々。しかも、『中外日報』によると、
「創刊号のうち、1万1千は、本願寺派内の寺院や宗門校などの
関係機関に無料配布された」
とのこと。いやー、もったいないことをする。そして、出版社も
書店も、イヤな顔をする。協力体制にヒビが入るというものだ。

 なぜか。
 つまり、こうだ。邪教創価学会や幸福の科学で、会員に本を読
ませる際、書店に並べ、そこへ買いに行かせる。売上げの2割は、
書店に入るから、書店も喜ぶ。定期的に出せば、書店の定期収入
にもなる。売価の3割ほどは、版元(出版社)への収入にもなる。
そこでは、取次ぎ(トーハンや、日販など)の利益も上がる。
 版元、取次ぎ、書店の3者が、創価や幸福の科学サマサマと持
ち上げるのは、こんな事情があるからだ。

 それを、印刷した総部数の3割以上も、無料配布に回したら、
この3者が、怒らぬハズがない。
 しかも、配った先が、「寺院」「宗門校」など「関係機関」と
来た!あきれるほど愚かなやり方だ。
 本屋サンからすれば、この手の雑誌を買ってくれそうなのは、
「寺院」や「宗門校」だと踏んでいたのだ。
 ところが、そこにはすでに、無料で配布されている。
 じゃあ、誰が買いに来てくれるというのか。

 昨日書いたように、門主さまの本でさえ、3万冊しか売れない。
そこへもってきて、定期的に3万冊の雑誌がコンスタントに売れ
るはずがない。たのみの「宗門関係期間」には、タダで配って
しまいやがった、こんなお荷物雑誌は、次から配本してくれるな、
と、書店が怒る顔が目に見える!

 そういう宗門機関にこそ、書店へ行って、買うように言えば
よいのである。末寺1万なら、全国で1万冊は確実に売れるで
はないか。総代さんにも、ぜひにと頼めば、1冊くらいは協力
してくれようから、これで2万冊である。
 さらには、宗門校では、教室ごとに1冊ずつ置くことにして
出入りの本屋さんへ、大量注文すればよい。
 書店さんも、100冊の一括発注となれば、何冊かはオマケ
をつけてくれる。具体的にいえば、実際は100冊納品して、
請求書には「97冊分」とかの代金請求をしてくれるのである。

 こういうことを、本願寺の中の誰も知らないのだろうか?
 宗門には出版局もあるし、関係諸機関があるのに、なんとも
へたなやり方をしているものである。
「ジッポウ」危うし!
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すみません!誤字訂正
「宗門関係期間」とありましたが、正しくは
「宗門関係機関」でした。
すみません。訂正します。
管理人 2007/05/08(Tue)15:55:00 編集
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1960/10/31
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