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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 西本願寺が、親鸞聖人750回忌法要に向けて、イメージ
ビデオを作ったというので観てみました。

 約5分の作品のうち、まず1分ほどは、700回忌のときの
本願寺への群参のようすを、当時の映画フィルム(よく残って
いたものです)で見せています。これは、ここ最近の本願寺新
報でも、当時の写真を載せていますから、同じ手法です。
 ただ、何となく「過去の栄光」にすがっている哀れさ、を感
じます。今回、もしあれほどの参詣者がなかったら、どうする
の?かえって、門主の言われた「長期低落」が明らかになって
しまわない?

 次いで、750回忌の「スローガン」と字幕が出て「世の中、
安穏なれ」の文字がゆっくりと流れ、ついで「基本的な考え方」
と出て、「大遠忌法要の修行」と出ます。
 他に流す内容がないのか、というくらい、時間の無駄遣いを
しています。

 だいたい「世の中、安穏なれ」に続いて「仏法 広まれ」と
宗祖は仰せなのです。そこを抜かしてしまっては、ダメじゃな
い!と、突っ込みたくなるところです。

 最後は、「新たな始まり」の大字幕に続いて、「現代社会に
応じた教学と伝道」と文字が出ます。

 ここで大笑い!!!!!!

 何と映像では、都会の横断歩道を、たくさんの人が流れてい
く真っ只中に、僧侶が一人たたずんでいる、大衆は僧侶には
見向きもしないまま通り過ぎるだけ、最後になって、それに
気づいた僧侶が、横を向いて「ええっ?」と驚く、という爆笑
ものでした。
 大衆に見向きもされない本願寺の現状をあえて正面から描い
た、宗門にとっては耳に痛い、自虐的な映像でした。
    
 おそらく一流のスタジオに依頼し、CGも交えて数十万の
経費がかかっていると思います。そして、新たに訴えるもの
は何もない、こんなビデオ、一体、何がしたかったのだろう
か、という不可解さだけが残りました。

 もしスローガンやテーマを周知徹底するのが目的ならば、
そのスローガンをかみ砕いて具体的に解説するとか、聖人
のお言葉をお伝えするとか、いくらでも方法はあるのに、
屋台骨が腐っているから、やることなすこと、ムダばかり
だと情けなくなります。

 映像伝道をやろうと思うなら、くやしいけど、ここなんか
参考にしてみては。
ためになる仏教マンガのサイト

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