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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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「親鸞閉眼せば、賀茂川に入れて魚に与うべし」
のお言葉で明らかなように、真宗において「葬喪を一大事とすべきに
あらず。最も停止すべし」ではあるが、こんな記事が掲載されたので
触れておくことにします。
 SAPIO(小学館)8月22日9月5日合併号より p.108
「旧満州 大連本願寺の地下に遺棄された
      日本人遺骨3万柱を帰国させよ」
          筆:ジャーナリスト 武富 薫
本部より、戦前の様子を読むと、
「大連には、満鉄の本社も置かれ、日本企業が数多く進出していた。
 市内の4分の3の地域に、約20万人の日本人が生活していた。
 移住した日本人とともに繁栄していた本願寺だったが、終戦ととも
に寺と信徒、遺骨、位牌の運命は急転した」
同寺の非公開文書によると、
「昭和二十一年三月二十一日。故により文書、図面、資料等は焼却
処分する。遺骨と位牌埋設の際、相当量の重要文書を同時に埋設し
た。埋設後、約3トンのセメントを使って入り口を密閉した」
 その本願寺の後が、現在は、京劇場になっている。中国政府の管
理下にあって、調査もままならない。東本願寺も「終戦当時、別院
が接収されるまでの間に、遺骨は遺族が引き取るように取り計らわ
れたと聞いている。どうか事情をご賢察いただきたい」と及び腰。
 小泉靖国参拝問題以来、日中関係は悪化したため、日本政府は、
この件で、全く動いてくれていない、とのこと。
 
 これで、分かるように、大連だけでなく、中国だけでなく、世界
各地で、敗戦と同時に、東西本願寺は、膨大な土地、建物、不動産
を失い、打撃を受けたのでした。 
 それは、戦時中、軍部に協力したからだ、という批判を、かつて
毎日新聞が掲載したことがありました。(なぜか大阪本社版だけ)
 しかし、それ以上に、「一向専念無量寿仏」の釈迦の金言を踏み
にじり、本願寺門主自らが伊勢神宮など神社に参拝し、宗祖の御心
を曲げてしまった大罪の報いではないか、と思えるのです。

 この大連本願寺の遺骨収集問題も含め、謗法罪の報いは、余りに
大きいと思わずにおれません。
 宗門が、決して同じ過ちを繰り返さぬようにと、願うばかりです。

その辺のお勉強もあって、こんなサイト、紹介しておきます。
「1から分かる浄土真宗」

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1960/10/31
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