世界の光・親鸞聖人の教えを世界に!
夢は大きく、現状には厳しい目を!
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DVD「親鸞さま」で、はてな?おかしいな?と思うところを、いくつか。
9歳、青蓮院で。
出家得度を願い出た松若丸に、慈円僧正が、「きょうはもう日が暮れた。
得度は、明日に」という場面があります。
これじゃ、午後遅くに訪ねてきた松若丸が悪いみたいです。「もっと、
早く、来てくれればよかったのに」という恨み節さえ聞こえそうです。
史料によれば、当時、得度をするには、朝廷への届出やら、手続きで、
一週間ほどかかったのを、特別に、明日、致しましょう、と慈円がはか
らってくれたのでした。そこをさらに「明日ありと 思う心の あだ桜」
の歌を示されて、本日中に、お願いしますと、願われたのでした。
聖人の心の理解不足&史料の調査不足。
35歳、承元の法難で。
今生のお別れとなる恩師法然上人との場面、キリッと前を向き、ご面会
されるカットがあります。
「会者定離 ありとはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思わざりけり」
と、悲嘆なされた親鸞聖人を、法然上人は、
「別れ路の さのみ嘆くな 法の友 またあう国の ありと思えば」
と、慰められたのでした。
「さのみ嘆くな」と慰められたのですから、よほど嘆き悲しまれたのでしょう。
そんなお悲しみの映像が、無い。
聖人の心の理解不足&和歌の読解力欠如。
全編にわたって。
親鸞聖人と、少女・春との背丈が同じ!
そんなことはありません。
親鸞聖人についての基本的な認識不足。
9歳、青蓮院で。
出家得度を願い出た松若丸に、慈円僧正が、「きょうはもう日が暮れた。
得度は、明日に」という場面があります。
これじゃ、午後遅くに訪ねてきた松若丸が悪いみたいです。「もっと、
早く、来てくれればよかったのに」という恨み節さえ聞こえそうです。
史料によれば、当時、得度をするには、朝廷への届出やら、手続きで、
一週間ほどかかったのを、特別に、明日、致しましょう、と慈円がはか
らってくれたのでした。そこをさらに「明日ありと 思う心の あだ桜」
の歌を示されて、本日中に、お願いしますと、願われたのでした。
聖人の心の理解不足&史料の調査不足。
35歳、承元の法難で。
今生のお別れとなる恩師法然上人との場面、キリッと前を向き、ご面会
されるカットがあります。
「会者定離 ありとはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思わざりけり」
と、悲嘆なされた親鸞聖人を、法然上人は、
「別れ路の さのみ嘆くな 法の友 またあう国の ありと思えば」
と、慰められたのでした。
「さのみ嘆くな」と慰められたのですから、よほど嘆き悲しまれたのでしょう。
そんなお悲しみの映像が、無い。
聖人の心の理解不足&和歌の読解力欠如。
全編にわたって。
親鸞聖人と、少女・春との背丈が同じ!
そんなことはありません。
親鸞聖人についての基本的な認識不足。
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