ご門主の南米訪問よりＯＢサミットより大事なモノ!?

　ご門主が、南米ブラジルをご訪問、ということで、各紙、といっても
宗教関係紙だけですが、報道されていました。
　日系人の多い南米で、しかもその中心であるブラジルで、浄土真宗の
布教がどのようになっているか、ほとんどふだんは報道されていません。

　ご門主の訪問ということで、現地は盛り上がっているかと思いきや、
「本願寺新報」の報道は、最終の第８面に追いやられてしまっています。
あれ、そんな程度のニュースなの？

　じゃあ、親鸞聖人降誕会を休んでまで出かけられた「ＯＢサミット」
でのご発言が、１面トップか！と思いきや、違いましたね。
　参院選の候補予定者・藤谷光信ガンバレ！が、１面トップでした。

　ご門主自ら、地球の反対側まで出かけられ、親鸞聖人７５０回忌法要
をつとめられても、日本の仏教会を代表して、国際会議で発言をされて
も、そんなことより何より、「選挙、勝つぞ！」が、トップなのか！？
　これ、編集部サン、報道方針、間違っていません？

さしずめ、図に表わすと、今宗門が大事に思っている順番は、
　一人の参議院議員候補＞日本仏教会＞南米御布教＞親鸞聖人降誕会
ということになってしまいました。

　本願寺新報サン、文句ありますか。おたくの報道が、それを如実に
あらわしているのですよ。