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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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「みほとけとともに~西本願寺の時間」の中で、福島県本光寺の
住職で、本願寺派布教使の沖井智子氏「親不知」の話には、ほと
ほと、あきれる。
 沖井さんに、ではない。どういうことか。

 親不知を抜いて、痛みが出て、という、どーでもイイ話は省略
して、最後のほうで、「邪見驕(ホントはリッシンベンの字)慢
の者は、悪衆生なんです。こんな心を持っている者は、第十八願
の信心をいただくことは甚だ難しいと厳しく戒められている」と
の話であった。

「真実の信心をえたる人のみ、本願の実報土によく入ると知るべし」
「涅槃の真因は唯信心をもってす」
親鸞聖人は、十八願の信心を獲なければ、絶対に報土往生はでき
ないと仰せである。
 その十八願の信心を獲ることが、はなはだ難しいとなれば、では
報土往生も、難しいということになる。
 
 いっぽうで、これまでのこのラジオ法話(法話といえるほどの
ものでもないが)では、「死ねば誰でも極楽へ往ける」と繰り返
し言ってきている。それじゃ、十八願の信心も、カンタンお手軽
にいただけることになってしまう。
 これではいけない、ホントの親鸞聖人の教えを伝えなければな
らない。
 そういう義憤にかられ、せっかく、
「信楽受持甚以難 難中之難無過斯」という親鸞聖人のお言葉を
出して、親鸞聖人の教えの核心に迫ろうとしている話なのに、
沖井さんの原稿を監督し、指導する上層部は、またしても、最後、
「そんな私たちに、阿弥陀様がついていてくださる」と、その場
をごまかす話で、しめくくった。そんな原稿に変更させた上層部
の、腐れように、あきれる、と冒頭に書いたのである。

 親鸞聖人のお言葉を、そのまま、手垢をつけずに、正確になぜ
伝えないのか。若い布教使たちが、やろうとすると、それを邪魔
までするのはなぜなのか。
 これまで、「誰でも、死ねば極楽だ」と言ってきて自分たちの
誤りを隠すために、「真実信心を獲た人しか、極楽へは往けない」
という、沖井さんが明らかにしようとした真実の教えを、敢えて
隠蔽したのだ。
 自己の保身のため、若き純粋な布教使の熱情を、つぶす。
 ほんと、どうにもならぬところまで、腐っている。

 これまで言ってきたことは、間違っていました。ほんとはこう
なのです、と、素直に非を認め、真実を明らかにしたらどうか!
 そうではありませんか。本派の、情熱に燃える若き布教使諸君。
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