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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 まことにお気の毒なことですが、新潟県の中越沖地震で
たくさんの寺院が被害にあわれました。
 心よりお見舞い申し上げます。
 本堂が全壊し、途方にくれておられるご住職の話が新報
に載っていました。「ご本尊だけは、安全にご避難できた
ので、何よりでした」この談話に感動しました。
 生命にかけてもお守りしなければならないのが、ご本尊
であります。火事とか、地震などの災害時、何よりもまず
ご本尊を安全なところへ、と、小さいころから厳しく教え
られてきました。
 寺族の皆さん、またご門徒のかたがたも、そうでしょう。
これまで、阪神大震災、能登半島地震など、伝えられるた
びに、実は、そのことについて、あまり詳しく報じられて
きませんでした。
 今回の報道で、「ご本尊が無事で何よりでした」という
談話が紹介され、よくぞこのことを報道してくれた、と、
いつも文句ばかり言っている新報ではありますが、率直に
評価したいと思います。
 信仰を求めるものにとって、無上、最高、唯一、無二、
不可分のものが、ご本尊です。
 家庭で、どのように仏法を伝えたら、と悩んでおられる
方も多いでしょうが、まずは、ご本尊を尊ぶ、という心、
そして姿を、親が子に、範を見せるべきではないでしょうか。
 子供心に、なぜそんなに拝んでいるのだろう、なぜそれ
ほど、大切にしているのだろう、と関心をもち、機会を見て
話をすればよいのではないでしょうか。
 ちなみに、あるお母さん、「阿弥陀さまってねえ、お前
の好きな○○レンジャーの、何百倍も、パワーがあるのよ」
と説明していました。ちと、どうかな、とは思いましたが、
まあ子供にもわかるようにと思われたのでしょう。
 何はともあれ、もっとも大切なご本尊のことです。
 正しいあり方を、次代にも伝えていきたいものです。
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お見舞い申し上げます
新潟の皆さんには、ほんとうに心よりお見舞い申し上げます。
まず御本尊から、ご避難申し上げるようにということは、
確かに子供の頃から、教えられてきました。
お仏飯で育ったものであれば、当然のことです。
さてそうなると、ご門徒の皆さまのお宅ではどうだったか、
心にかかってきます。
どうかご無事で、と念ずるばかりです。
墨染 2007/08/27(Mon)17:15:44 編集
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