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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 ラジオの朗読番組っていうと、すっごーい地味なイメージ
なんですが、それでもファンはけっこういるもので、昨夜の
ことです。
 NHKラジオ第一放送、夜10時代の「ラジオ文芸館」で
海音寺潮五郎の「極楽急行」を朗読していました。
 鎌倉時代の説話にヒントを得て創作された作品で、阿弥陀仏
との出会いを求めて、ひたすら西を目指す男の姿を描いていま
す。なかなかおもしろい作品です。
 もちろん、真宗教義からいえば、???なんですが、そこは
なんたって海音寺さんなんだから、しかたありません。
 ただ「阿弥陀仏にあいたいから西へ向かう」というあたりは、
「なぜ、西なんですか」という話のきっかけにもなるし、じゃ
阿弥陀仏とは、どんな仏さまですか、という話にもつながって
行きます。
 吉川英治氏の「親鸞」も、教義面からみれば、いろいろあり
ましょうが、それでも、世に宗祖のお名前を知らしめたことは
間違いないでしょう。
 さて、その吉川英治氏が、言っています。
「目に見えずしかも急速に、
 真宗崩壊の音がどこかでするばかりである。
 今にしてさめなければ、
 本願寺は地上からなくなるだろう。
 なぜ今の僧侶は、親鸞聖人や蓮如上人のように、
 布教に歩かないのか。
 なぜ一言でも伝えようとしないのか」
            (吉川英治著『折々の記』より)
率直な叱咤激励に、宗門は真摯に耳を傾けるべきではないでしょうか。

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64
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男性
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1960/10/31
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真宗関係
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