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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 広島県法光寺(ほうこうじ)副住職で、中央基幹運動推進相談員
である季平 博昭 (すえひら はくしょう)氏のラジオ法話が先週末
に流れました。
 その一週間前の、「願い」について、このブログでもふれました
けれども、その時にも、最も大切な宗祖のお言葉はなく、どこかの
誰かさんが言った話、というのを題材に話していました。
 今回のも、NHKの朝の連続ドラマの話、テレビドラマ「聖者の
行進」の話、などが出てくるだけ。
 あなたは、一体、どなたの開かれた宗派の人なんですか。宗祖の
言葉、全く出しもしないで。

 しかも、ようやく引用した、朝日新聞に掲載されたご門主の話、
「それでいいんだよ、という支え、仏教だけに限りませんが、なにか
現世をこえた宗教的な支えが大事だと思いますよ」
という部分を引用していました。
 なぜ、「仏教だけに限らない」としか、言えないのでしょう。
 親鸞聖人は、
「九十五種 世をけがす  唯仏一道 きよくます」
と和讃におっしゃり、仏教以外の全宗教は、世をけがし、人々を
迷わせ苦しめるものだ、ただ仏教だけが真実である、と断言されました。
 有名な歎異抄でも、
「火宅無常の世界はよろずのこと皆もって、空事たわごとまこと
あることなしに、ただ念仏のみぞまことにておわします」
とおおせられたと書かれています。
 仏教以外、弥陀の本願以外は、すべて空事、たわごと、と一刀両断
なされ、「ただ念仏のみぞまこと」と断言なされています。

 宗祖の命がけのこの断言にそむき、なぜ「仏教だけに限らない、
他の宗教の支えでもよい」としか言えないのか。宗祖の仰せの通り
ズバリ言い切ることができないのは、なぜか。

 自らの信奉する宗祖の教えに対する自信の欠如、という、宗門の
かかえた、大問題が、ここにあきらかになるのです。
 何を弱腰になっているのか。
 何を遠慮し、はばかっているのか。
 何を恐れているのか。

 いやはや、これは単なるラジオ法話だけにとどまらない、大問題
であります。深く、考えてみましょう。

ちょっとお勉強のページです
浄土真宗 講座


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