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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 香川県丸亀市の本願寺塩屋別院で、昨年12月14日、ベートーベン
の交響曲第九番「歓喜の歌・合唱付」のコンサートが行われました。
 地元では、年末の風物詩として、新聞にも取り上げられています。

 →→四国新聞の記事です

 メロディは力強く、大人数で歌い上げるところは、音楽的には評価も
されましょうが、当ブログとしては、
「これを、なぜ真宗寺院で、歌わねばならないのか!」
と言っておきます。

 由来は、上記のリンクをご覧いただけばお分かりの通りですが、戦時中
のことゆえ、いろいろな事情もあったでしょう。

 しかし、問題は、「歓喜の歌」の歌詞です。
 以下は、神崎正英さんの試訳から引用させていただきます。

→→「歓喜の歌」神崎正英さんの大変詳細な解説はコチラです

試訳
1.喜びよ、美しい神々の閃光よ
 楽園の世界の娘よ
 私たちは足を踏み入れる、炎に酔いしれつつ
 天なるものよ、あなたの聖所へと

2.略

3.あなたたちはひざまづくのか、何百万の人々よ?
 おまえは、創造主を感じるか、世界よ?
 彼を星の輝く天幕の彼方に探せ!
 星の彼方に彼はいるに違いない

4.朗らかに、創造主の恒星たちが飛び回るように
 壮大な天空を駆け抜けて
 進め、兄弟よ、おまえたちの行く道を
 喜びに満ちて、勝利に向かう英雄のように!

5.堪え忍べ、勇気を持って、何百万の人々よ!
 堪え忍べ、よりよい世界のために!
 星の輝く天幕のかなたの天国で
 おおいなる神が報いてくれるだろう

6.人が神々に報いることはできない
 しかし神々に倣うのはすばらしいことだ
 兄弟よ - 星の輝く天幕のかなたでは
 神が裁く、我々がどう裁いたかを

7.以下略

と、まあこんな感じなんですよ。
 「神」「創造主」をたたえ、その「神」への信仰をすすめる
こんな歌を、なぜ浄土真宗の寺院で、歌わねばならないのか。

 親鸞聖人は仰せです。
「一向専念の義は、往生の肝腑、自宗の骨目なり」(御伝抄)
 弥陀一仏に向き、さらに余の方へ心をふらず、とも蓮如上人
仰せであります。
 そこへもってきて、外道の神をたたえる歌を、よりによって
本願寺別院で歌うとは、よくこれを今まで本山は許してきたと
思いますよ。
 よくよくご考慮されたし!
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プロフィール
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TAXI
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1960/10/31
職業:
真宗関係
趣味:
音楽・映画・地図を眺める
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