国政を語る会 総括の会議で反省とぼやき しきり

　１１月７日、「藤谷光信と国政を語る会」連絡事務所長・事務局長の
合同会議が開かれました。
　会議では、当選は果たしたものの、得票数が思うように伸びなかった
選挙結果に対して、厳しい意見が相次ぎました。

　今回の参院選で、宗門特別推薦となった藤谷光信氏に対し、各教区の
教務所長を「連絡事務局長」に、教区会議長らを「連絡事務所長」に任
命して、組織的に支援活動を行ないました。

しかし、当初目標とした５３万７０００票には、遠く及ばぬ、約８万票。

「藤谷氏の名前を周知する時間さえなかった」
「自民党支持の門徒の、反発が強かった」
「宗派が国政に関与する理念が不明確だった」
と、ぼやきは、止まらない。
「これだけの票しか取れなくて、無力感がただよっている」
など、これじゃ敗北反省会合のようでした。

「寺と、門徒の関係は、以前のように濃密ではなくなった」
というあたりは、まさにその通り。
　今回のことで、最も深く反省すべき問題点が、だんだんと浮き彫りに
なってきたと思うのですが、さて、当の総長や、関係者は、いかに。

「今回の選挙を通して、政治への関心を喚起できたのは良かった」
というような、およそ現状とはかけ離れた評価を口にする人も少数あった
ようですが、こりゃ、完全な場違いでしょう。
　今一度、宗門の最大の使命は何か。
　深く、反省すべきではないでしょうか。