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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 先にこのブログでも書きました、そして宗会でも議題になった、
「あんのん保険」問題について、不二川総長、武田総務は、答弁で、
「宗門長期振興計画で、財源が必要となる。宗派が団体契約することで、
保険料の割引があり、集金事務費が宗派に支払われることになっている」
と答えています。

 焦点はここ。「集金事務費」です。
 たとえば、「すでに11,000人の僧侶等が加入した」と言いますから、
掛け金、月に1,000円のコースで言うと、1100万円の掛け金が
毎月、集まります。
 これを集金してもらう手数料として、保険会社が、宗派に、いくらかを
支払ってくれる、というものが「集金事務費」です。
 実際は細かい計算が必要ですが、例えば、1100万円の1%として、
11万円が毎月収入となる、これを僧侶、その家族、門徒、その家族、
などと広げていくことで、毎月数十万、年に数百万の安定的な財源が
確保できる、というスンポーです。

 総局では、これを検討するにあたり、総局内に検討委員会を設置して、
導入を決めた、ということですが、
 そもそも、そういう現場の声を聞かず、総局内部だけで進めようとした
から、このようにあとから、憤懣が噴出してくるのです。
 議員からは、
「どうして住職が保険勧誘までやる必要があるのか」
「宗門を挙げて、営利事業でもないだろう」
と、反対の声が上がったのでした。
「門徒の中には、別の保険会社の勧誘員だったり、代理店をやっている
人だっているんだ」
「とても、御門徒に、勧められない」
「営利事業なのかとの誤解を招き、説明できない」
との意見も出ました。

 なお、取り扱い代理店は、株式会社プラニ、引き受け保険会社は、
損保ジャパンと、東京海上日動火災保険とのことです。

 以前に、寺院共済制度が破綻し痛い目にあったというのに、またぞろ、
細かい手数料欲しさに、営利事業まがいに手を出すのでしょうか。
 失敗して、泡と消えてしまうのは、ほかでもない、御門徒の出された
浄財だというのに。
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