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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 本願寺新報で既報のとおり、宗門では、龍大や関係業者と協力し、
文化財の保護の観点から、国宝など2400点を、デジタルデータ
に残しています。
 絵画、屏風、宝物は、たくさんありますが、そういうのを保存する
事業を、一生懸命やるくらいなら、もっと大事な、残すべき、そして
伝えるべき大事なことがあるでしょう。

「篤く三宝をうやまえ。三宝とは、仏・法・僧 これなり。
 すなわち四生の終帰、万国の極宗なり」(十七条憲法)
宗祖が「和国の教主」と仰がれる、聖徳太子の言葉です。
 仏という宝、その仏の説かれた法、教えという宝、そしてその仏法
を伝える僧という宝、これこそが篤く敬い、大切にすべき宝でしょう。
 
 美術品を残すのを、一大事のように思っているのは、まったくこの
法の尊さ、重さが分かっていない、のではないでしょうか。

 さらにいえば、その尊い仏法を聞かせていただいた御報謝として、
本山に寄進されたのが、今のこる宝物でしょう。ならば、それらの
品々を見るごとに、余計に、御法を伝えなければならない重大使命
を自覚すべきではないでしょうか。

 どうも、力の入れるべきところが、違っている気がしてなりません。


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わがお寺にも
本山が文化財保護に一生懸命なのは知ってましたが
何か悶々としたものを感じていたのも事実です。

我が寺にも、貴重な置物があって、何代か前の
御門徒の方からの寄進だそうですが、その方の
お気持ちを思いますと、なるほど、宗祖の御心
を明らかにお伝えしなければならないと、あら
ためて知らされました。
寺族のはしくれ 2007/05/27(Sun)13:19:31 編集
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