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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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季節の一枚、東北は青森の、弘前城の桜です。いや見事です。
Hさん、有難うございます!

弘前城の桜

 僧職にある者は、常に自戒すべきこととして、記します。

 あるご門徒の方が、ふと言われたことです。
「月参りに来られた新しい住職さんに、お布施を名詞盆に
 のせて、お渡ししたんです。すると、それを片手で受け
 とられたもんで、びっくりしました。まあ、若い方なら
 仕方ないか、とも思いましたがね」

 お布施は、ご門徒の方が、お志を包んでくだされたもので、
その志は、決して住職へではなく、如来聖人へのお志です。
 僧職にある者は、それをお預かりしているだけなのです。
 されば、両手で丁重にお預かりするのが、当然のことです。
労働の対価として、賃金を受け取るのとは、全く違うのです。

「いや、片手でも、丁重に受け取ったつもりだ」
と言われるかも知れませんが、ポイントは相手がどう思われ
たか、というところです。こっちの都合を優先して、考えては
ならないでしょう。

「そもそもこの御正忌のうちに、参詣を致し、志をはこび、
 報恩謝徳をなさんと思いて聖人の御前に参らん人の中に
 おいて・・・」 (蓮如上人 御文「御正忌の章」より)

 報恩講に、運ばれるお志も、報恩謝徳といっても、すべて、
如来聖人へのことであり、間違っても、私自身に何か値があって
頂けるものでもなければ、頂いて当然のものは、何一つないと
いうことを、肝に銘じたいと思います。

(※本日、早朝のある時間、このブログへのアクセスが
  できなくなっていました。原因は不明ですが、その
  時間にアクセスできなかった皆様には、お詫び申し
  上げます。なお、当ブログへの、弾圧、妨害かと、
  ご心配いただいた方もありましたが、当方は、元気
  で続けてまいりますので、今後とも、よろしくお願
  いします)
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1960/10/31
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