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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 今週の「みほとけとともに 西本願寺の時間」では、「父の思い出」と題して
宮崎県光源寺・本願寺派布教使の、平野 孝史氏が、話をしていました。
 大学を留年した話から、(平野クン、ごめんね。でもラジオで公言しちゃった
から、いいよね)お父さんとの衝突、拒絶、しかしそれでも励まし、見守ってく
れたお父さんの思い出は、感動する話でした。

 ただ、そこからどう親鸞聖人の教えに結びつけるかと思っていましたが、
「阿弥陀様は南無阿弥陀仏を通して、私たちにはたらいてくださっています」
「いつでもどこでも、あなたと一緒にいます。あなたの親だから」
という、いつものパターンの話になって、すぐにエンド。

 布教使というのは、如来聖人の御心を伝える「使い」であって、自分の体験や
己れの考え、意見を話すのではありません。今日の話だと、自分の体験が9割、
最後の部分が1割。
 どっちに重きを置いた話なのか、これじゃ、さかさまじゃないの?

 それに、毎度このブログで指摘していますが、宗祖親鸞聖人のお言葉が一つも
出てこない。これじゃ、「本願寺の時間」という名が泣きますぞ。どなたを宗祖
とするお寺なのですか、本願寺は。

 たとえば、聖人のご和讃、
「無明長夜の燈炬なり 智眼くらしとかなしむな
 生死大海の船筏なり 罪障おもしとなげかざれ」
を讃題として紹介し、弥陀の大悲をお話しして、その分かりやすい譬えとして、
自身の体験を披露されたらよかったのではないか、と思います。
 以前の吉村隆真師のお話では、ちゃんと聖人のご和讃をあげて、お話ししてい
られたので、やはり説得力が違うなあ、と思いました。

 何と言っても、親鸞聖人のお言葉です。私ごときの言葉を何万、何億重ねても
遠く及ばない威力があるのです。
 蓮如上人が、常に「聖人一流の御勧化のおもむきは」とか「祖師聖人御相伝一
流の肝要は」とおっしゃり、親鸞聖人のお言葉を挙げてお話しされたことをよく
知っておきたいと思います。
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